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タイ移住後、給与や貯金事情

日本で退職後に無職期間が半年ほどあったのですが、驚いたのが住民税と国民健康保険の高さです。そんな高い社会保障費が海外移住を後押しした一因でもあります。

国民年金についてはうろ覚えですが、確か無収入だと免除されるシステムがあってそれを利用した気がしますが、いずれにしても将来はどれだけもらえるかわからないという不安もありました。

日本時代とタイでの給与について、金額をそのまま書くのは恥ずかしいので、日本でもらっていた給与を仮に額面で30万円とします。税金などの控除が給与の13%くらいあったと思います。なので手取りで261,000円ですね。

それに対し、タイでの給与は日本時代よりも額面で10%低くなっていました。つまりここでは27万円になりますね。控除額は給与の7.6%でした。なので手取りは249,480円です。その差はたったの1万円ちょっとです。
きっちり計算したのは初めてなのですが、改めてさほど給料が下がっていないと実感しました。

・日本で最後に働いていたのは30代半ばで、現在は40代前半です。
・僕のもらっていた給料は、だいたい日本人の平均的な金額です。
・タイの給与の日本円への換算は、2022年1月29日現在のレートである1バーツ3.44円で計算しています。

じゃあ物価が安い分、タイの方が貯金が多くできるのでは?と思ったでしょ? 結論から言うと、毎月貯金できる額は同じくらいです。

まず居住費、日本時代も今も賃貸ですが、今の方が2万円ほど安いです。
次に食費、正確に計算するのが難しいのですが、恐らく同じくらいです。理由は、日本にいた頃は独身で安いものばかり食べていた、タイに来てからは結婚し、よく食べる奥さんのせいおかげで食費が嵩むようになった。タイ料理は安いけど、日本食やイタリアン等も割とよく食べるので、それほど食費が抑えられていない。

あとはやはり家族ができたことで、旅行に行ったり生活に必要なものを買ったりで出費が何かと増えました。逆に言うと、結婚しても尚、独身時代と同じだけの額が貯金ができているのです。

最後に一つ、タイは所得税が安いのはありがたいのですが、年金については支払う金額が少ない分、将来もらえる金額も日本に比べると雀の涙ほどです。支払ってる期間や現役時代の給与額によるのですが、自分の場合は大体10,000~15,000円くらいもらえる予定です。
日本だとまず生活できないですね笑 
タイの田舎であれば食べるのには困らないですが、リタイア後に少しでも余裕のある生活ができるよう、現役時代にいかに貯金しておくかというのが、日本以上に重要になってきそうです。

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