【超長文レポート】スアールビジュアルカップVol.2

※ このイベントは、ネタバレの都合上7月24日23時以降に書き始めて公開しています。

2024年7月14日
 クイズバースアール秋葉原店にてスアールビジュアルカップVol.2(Day2)が開催された。
 この日の参加人数は19名だった。スアール秋葉原で対戦した経験があるプレイヤーもMJVVQでバチバチ対戦した方もいた。
 東京の地でゆう坊さんにお会いしたが、名古屋の時とは違う妙に新鮮な感覚を覚えた。
 2024年5月4日のVol.1(Day2)では、同じく名古屋から遠征したコンさんとJunさんを中心にやられて最終決戦に進めなかった。悔しさを噛み締めながら、秋葉原の借りは秋葉原で返すと誓っていた。

キタサンブラック(ウマ娘)とみいるかさんの
ピンクイルカのコラボレーション...のつもり。

1 予選ラウンド

(1)漢字ズームアウト

 1問目の「海水浴場」をハルウララさんが制して始まった。他の方の押す瞬間ではピンと来なくて「言われればなぁ...」な気持ちになる時間が続いたが、新井さんが思わず「早い」と言った中で「直射日光」を答えて33ptを獲得した。Vol.1でもあまりptが取れてないのである意味いつも通り。

(2)メドレーアンサー

 10ptでも多く稼いで上位進出を目論んでいた。「階」で「きざはし」が出てこなかったり、最初のセットは10ptしか取れなかったりと苦しい展開もあった。それでも、第3第5セットでそれぞれ50pt稼いだのが功を奏し、このステージで合計180pt稼いで暫定4位に浮上した。しかし、山崎さん始め3名がこのステージだけで200ptごえという知識レベルの高さにヤバさを覚えた。

(3)早打ちバトル

 8位以降の正解だとptなしというマイナーチェンジが実施された。
 第1問 和同開珎
 「鶏」が出た時に「軍」を予想したものの展開が違ったため、軌道修正ができずptなし。正解は「水」だった。

 第2問 問題文サイコロ
 正解の「両生類」は打てたものの、上位7名の壁は厚く、pt獲得ならず。

 第3問 演奏問題
 音の感じを思い出すのに時間がかかったが『青春アミーゴ』を当てることに成功。あまり得意な感覚がない中での30pt獲得は大きい。

 第4問 表示されなかった文字並べ替え
 「カロリー」を送ったものの自信なし。それでも15pt獲得できたのは救い。

 第5問 ランキングクイズ
 ギターを見たときに一瞬静岡県がよぎったが、グッと我慢したら静岡県が出たので冷や汗。そばの項目で北海道でなければと冷静に考えて15ptを確保。

 第6問 おもてうら問題文
 従来の2行文章のどちらかの文字を繋いで1つの問題文を導くものから、パネルがくるくる表裏で回転していく一種のマジカルコインのような形式に。ノーヒントで半数が正解する回転の速さには全くついていけず、pt獲得ならず。

 ここで活躍したのはシンクロさんとエーテルさん。このラウンドだけで100pt以上を稼ぎ、順位をかなりあげた。一方の私はこのラウンドは60ptと思うように稼げず、暫定6位に順位を落とした。

(4)早押しセレクト4

 新形式のラウンド。私はルールを聞いた上で慎重にみる(どの問題が残っても対応できるようにする)戦略で臨んだが、すぐさま押してくる解答者と臨機応変に正解できる山崎さんに抗えず、ptを稼ぐことはできなかった。
 結果、予選総合成績は合計273ptの10位で終えることとなった。(前回のVol.1では予選総合3位だったことを鑑みても、周囲のレベルの高さに苦しんでいるのがお分かりいただけるだろう)

2 決勝ラウンド


(1) 早押しスワップランキング

 予選ラウンドを全体10位の成績で終えた私。早押しスワップランキングの第4ステップからの参戦となった。第3ステップ終了時に私が最も警戒していたのはやっくんさん。予選総合成績は18位だったものの、早押しで覚醒し、飛ぶ鳥を落とす勢いを持っていた。
 50音プラスマイナスの問題で押し合いを制して正解した「意味不明」から私の正解劇が始まった。4thステップ最後の問題「伊勢神宮」を答えて首位を固めた。
 5thステップでハルウララさんとエーテルさんが入ってきた。暫定3位ポジションに追いやられる。Google Earthの問題で「タージ=マハル」の地球押しを決めて超気持ちいい気分で暫定1位席に。5thステップ最後の漢字だけ問題文は「塔上」「雪女王」「世界観」から「ファンタジースプリングス」を冷静に決めて首位をがっちり固めた。
 6thステップでくだぎつねさんとひやむぎさんが入ってきた。夜雨漢字は、ギリギリ分かる瞬間の押し合いを制して「逆転」を正解した。下剋上の主役に躍り出るという気持ちとリンクするかのようだった。画像ズームアウトでは、「名古屋市」という地元ラッキーに助けられた。ゴジラと中部電力MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)のコラボの情報がうっすら頭の中に入っていたのと周囲の感じが名古屋市・栄で見覚えのあるものだったのが功を奏した。
 7thステップ。ここで登場したのはシンクロさんとポテチさん。思うように解答権が取れないまま4位の位置で崖に立たされた。ここまでやっくんさんとともに下剋上を続けていたが、この1問で、どちらかが脱落することに。運命の問題は16パネルの世界遺産。先に押されて焦り、思わずボタンを押してしまう。押した人は答えが出ず誤答。私に解答権が回ってきた。実はこの時点では分かっておらず、必死に画像の雰囲気を思い出そうとしていた。時間がない中で言った答えは「モン・サン・ミシェル」。正解音が鳴り響き、首の皮一枚繋がった。
 そしていよいよ直人さんと山崎さんが最後のステップ参戦者として現れた。このステップだけ4問勝負だ。和訳問題はshrine carpenterのcarpぐらいのタイミングで押されて答えられた。レベルが高い。2曲同時サビトロでは、シンクロさんが鮮やかに和田光司さんの「Butter-Fly」と木村カエラさんの「Butterfly」を正解して2ランクアップを果たす。私にとっては苦しい展開だ。次の問題はひらめきだ。全員動きがない中で、「調味料」というヒントで私が反応した。「S」を正解してなんとか望みを繋げる。
 このステップ最後の問題時のポジションは
1st 山崎さん 2nd 直人さん
3rd くだぎつねさん 4th あいんす
5th シンクロさん 6th ポテチさん
という状況だった。運命の問題は理科用語。「北東」が出た瞬間に崖っぷちの私が攻めた。「北東」「原因」などのワードと「かな3文字」から連想して「やませ」を答えた。正解音が鳴り響き、また首の皮一枚繋がった。これで前回のリベンジはひとまず達成した。このステージだけで9問正解していた。誰よりも問題を浴び、全力でこのステージを頑張った証明でもある。

(2) 最終決戦


 最終決戦に残ったのは、1位を守り続けた山崎さん、6分割一枚謎を鮮やかに解いたくだぎつねさん、全ての予選ラウンドで安定してptを稼いでいた直人さん、そして予選10位からの下剋上の完結を目指す私の4名。
 誤答のリスクが怖かったのか、山崎さんの気概が別人のようになった。最初はうまく押して「なまけもの」を正解。アドバンテージ持ちの山崎さんに追いつく。
 Google Earthの問題は、攻めに出た私が「ストーンヘンジ」で誤答。続きの映像は、ズームインしながら中心がパリの方に向かっていたので予測を誤った感がする。冷静に見ていた直人さんが「ノートルダム大聖堂」を正解した。
 画像ズームアウトでは、渋沢さんのアップから始まったため、新一万円札を持った画像のある有名人というざっくりした概念しかなく、東貴博さんと分かった瞬間の押し合いで出遅れた。
 ひらめきの四字熟語は「4+95」。これを料理したのはくだぎつねさん。「+」を変換する柔軟性とスピードに手も足も出なかった。
 くだぎつねさんが王手をかけた中で出題されたのは「サイコロ一枚謎」。誰も押さず重い展開で押した直人さん。答えたのは「アルフ」。
 私は新井さんのリアクションから、リスタートに押すと決心できた。「アルファ」を答えた私がごっつぁんゴールを決めて王手をかける。
 ひらがなだけの情報から曲名を当てる問題で先に私が解答権を得たものの、『空と君のあいだに』と誤答。エンドレスチャンスで回ってきたくだぎつねさんが『secret base』を答えて優勝を決めた。結果的には準優勝だったが、実質4位な感じもあり...

3 全体的な感想

 Vol.1が発表された当時は、東京に行かないと味わえないというのが大きかったため、5日のスアール横断ウルトラクイズと連戦できる4日にエントリーした。Vol.2は他地域でも開催されるという情報を知った上でのエントリーだった。
 単に大会のビジュアル問題に触れることに重きを置けば、名古屋大会に参加するという選択肢もあった。ただ、私が秋葉原大会に参加することを決めた最大の理由は、新井さんが作った問題を新井さん自らが進行する場であるということだ。
 Vol.3の開催があればまた参加するだろう。たとえ他地域でも開催の情報があったとしても、私は迷わず新井さんが進行する日を選ぶだろう。「東京の地で再びスアール店舗大会の頂点に立つ日が来る」と信じて...
 最後に、進行の新井来歌夢さん、ホールの夏夜さん、7月14日参加回に同席された皆さん、ありがとうございました😊

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