【個人的思想を含みます】押せたかも委員会をなぜやろうと思ったのか?

 おはこんばんちは。あいんすです。
 今日はなぜ「押せたかも委員会」をやろうと思ったのかをたらたらと書いていきたいと思います。

 押せたかも委員会をやるきっかけは2018年に遡ります。私が、「競技クイズ」と呼ばれる世界に入って4年目ぐらいの時期です。当時は、ヒミツキチラボで古川洋平さんが主催するクイズイベント(よく「ラボクイズ」と呼ばれるイベント)、栄の金曜クイズフリバ会名古屋初心者クイズサークル(仮)を始めとした様々なクイズの場に赴いて早押しクイズの能力を高めていました。
 フリバ会の参加者の中には、私よりはるかに早押しクイズのレベルが高い方もいました。当然物凄く早い段階で解答権を得るや否や正解するパターンがほとんどです。フリバは基本的にたくさんの問題を浴びて反復演習することに観点が置かれているため、誤答になった時のフォローがあったとしても軽く後半の文を読んだ上で正解の単語を言うぐらい。すると、「なぜそこで押したのか?」「なぜその単語を選んだのか?」といった疑問がモヤモヤとなって残るようになりました。

 「なぜそこで押せたのか?」という質問に対して「(Q宅やBoothなどで購入した)クイズの問題集で見た・読んだ・正解した・間違えた記憶があるから。」と答えれば、会話そのものは確かに成立します。
 ただ、あくまでもこれは個人的な考えではありますが、先ほどの質問に対して「YouTubeで偶然◯◯の映像を見た記憶があって...」とか「◯◯に行ったことがあって...」の方が私には魅力的なように感じます。主な理由は3つあります。

  • その人の新たな一面を知ることができる

  • 正解できたワケを論理的に理解しやすくなる

  • 休憩中の合間の雑談に使える材料を得られる

 まぁ...何というか...自分の中には「クイズで競う場にいるだけで終わる関係は、少々勿体無くて、少しでも他者の人間味を感じたい。」という思いがあるかもしれません。

※ もちろん人と人のつながりなので
  人と接する上で最低限必要な
  マナーを守ることだったり
  適切な距離感をきちっと取るというのは
  大前提にはなっています。

 そんないきさつがあり、2018年12月、押せたかも委員会は産声を上げました。当時は、個人で早押し機を所持する方のご自宅にて約半日クイズをしました。誰を委員長にするのかは特に決まっていなかったのですが、他薦もあって私が委員長を務める体制になりました。
 2020年から2022年にかけては、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からオンライン開催に切り替えた時期もありましたが、2ヶ月に1回行う定例会としてかれこれ20回以上開催いたしました。

 SF作家・アーサー・C・クラークは「Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.」という言葉を残しています。
※ 十分に発達した科学技術は魔法と
  区別がつかないなどと訳されるものです。

 実際、先鋭化した読み上げの早押しクイズの技術は、側から見れば魔法のように見えるかもしれません。私が押せたかも委員会を通じて伝えたいのは、「読み上げやビジュアル等の形式によらず、早押しクイズのテクニックは、言語化可能で誰もが会得できうるもの」であるということです。

 今後、押せたかも委員会は、競技クイズを始めたばかりの層(大学生スタートとか社会人スタートとか)やスアールをきっかけにクイズの魅力を知った層をターゲットにした「ワークショップ」にしていきたいなと思っています。
 押せたかも委員会に参加したいと思っている方は、あいんすのX(旧 Twitter)にDMもしくはスアール名古屋などで直接お話しするなりしてみてください。よろしくお願いいたします🙇

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