幻の銘茶のこと(八)室町時代から未来へ
茶摘みと職人
早朝、朝食も摂らずに茶畑へ向かいます。
『朝ごはん食べへん方が身体が動くねん』と川上さん。
茶樹の状態を見てお世話をされます。
茶樹との対話・茶葉との対話は喜代美さんの日課です。
新芽が付き始めると、足を運ぶ回数も増えてそのタイミングを図ります。
天気と相談しながら、茶葉の一番いいタイミングでその日を決めるのです。
6:00頃からベテランの摘み手さんの協力を得て芽摘みが始まります。
約500平米ほどの茶園は、機械で刈ればすぐ終わりそうな広さに感じますが、1枚1