サクラクレパス ピグマ
サクラクレパスはクレヨンやクーピーペンシルなどの画材や文房具を扱っています。今回は、耐水性ペンのピグマについてご紹介します。
どんなペン?
水性顔料の耐水性のペンで、水に流れません。耐光性もありますので、色あせません。ゲルインキのボールペンや油性ボールペンは、書き出すときにだまになりやすいです。ですが、このペンは水性のさらさらした書き心地で、書き出しがすっとなめらかでだまになりません。さらに、斜めに傾けても書けるので、かすれの表現もできます。一定の太さにも書けますが、力の入れ具合で細くしたり太くしたりも可能です。細いチップの芯ですが、芯がつぶれにくいです。下書きしてペン入れした後、消しゴムをかけてもかすれたり、インクが伸びてしまったりしないので便利です。
種類について
13種類あり、ペンの細さによって色の種類が異なります。色の種類は黒、赤、セピアのみです。赤は0.05、0.1、0.3、0.5。セピアは、0.03、0.1のみです。ペンの太さは様々で、0.03~3まで。さらに、ファインタイプやブラッシュタイプもあって種類が豊富です。
色見本
私が持っていた黒と、茶色の0.1です。現在では、廃盤になり色数は減ってしまい、茶色はもう作られていないようです…。
私の使い方
水彩色鉛筆と相性がいいです!ゲルインキのボールペンだと、ペンの色が水流れてしまったのをきっかけに使い始めました。コピックもにじみにくいです。イラストの主線に主に使っています。黒だと線がはっきりしすぎるときは、茶色で主線を描いたりしています。0.1で全て描いていますが、いろいろな太さのペンで描いても強弱があって楽しいと思います。
昔はイラストを描く際に、いつもペン入れが嫌で、下書きだけで終わらせていました。ペンが乾いたと思ったら意外と乾いていないということがけっこうな確率であり、手でこすってしまったり、消しゴムかけの時インクが伸びてしまったり…。頑張ってペン入れしたのに、台無しに。
ピグマのペンは、さらさらと描けてひっかかりにくく、インクが乾きやすいので使いやすいです。細かい線も楽々に描けて、なんだかうまくなったような気分になれます。消しゴムをかけすぎると薄くなるのでご注意下さい。
最近のゲルインキのペンも顔料インクのものは乾きやすく、水に流れにくいものも多いです。ボールペンの感覚で描きたいという方は、ピグマはちょっと違う感覚かもしれないです。
また、細かく書けるので手帳の書き込みにもおすすめです。見た目はシンプルですが、使い心地がとてもいいのでおすすめです。
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