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売上を上げるためにあなた自身の影響力を上げる方法

前回まで、実際に営業シーンで影響力をどうはっきするのか、ということについて、お伝えしてきました。3回シリーズでおおまかな流れとイメージをお伝えできていれば幸いです。

そして、今回は営業では自分が売る商品やサービスの売れる強みを発見するのと同じくらい大事な「あなた自身の影響力をつくる」ということについて、お伝えしたいと思います。

多くの営業に関する本では、「“あなたから買いたい”と言われるようになれ!」ということが、結構な確率で書いてあります。これは、本当に正しくて、そして最強の営業論だと思います。
ハイブランドでトップセールスを誇る販売員さんには、固定客(ロイヤルカスタマー)がしっかりついており、ブランドが変わったとしても販売員さんについた固定客は一緒についてきてくださり、変わらず商品をお買い上げくださるそうです。営業もしかり。まったく違う業界では、異なるケースもあると思いますが、同じ商品・サービスを売る他社への転職であれば、営業パーソンにお客様がついていくことは、多いと思います。

また私が長く勤めた講演・研修業界でも、一回お願いした際に評価の高かった講師に別のテーマでも依頼するということが、よく起こりました。その講師の講師プロフィール(単なる経歴だけではなく、講演や研修テーマ、実績などをまとめた営業資料を講師プロフィールと呼び、お客様への提案に使っていました。)には、新たに依頼されたテーマが記載されていないにも関わらず、です。

それは、その営業パーソンや講師自身が、ターゲットである相手にとって「自分の求めているものを提案してくれる人」になっているからです。例えその人自身が自分の要望を叶えてくれなくても、誰かを紹介したり、方法を変えて目的達成のために尽力してくれると思っているから、売っている商品のことでなかったり、講師プロフィールに書いているテーマでなくても、お願いできるならしたいんだけど・・・、という話しをしてくれるわけです。

特に講師の場合は、マナー講師の〇〇さん、NLPを教えている〇〇先生、という認識をされている方が多くいらっしゃいます。それでは、代替の効くその他大勢の講師として埋もれてしまい、うまくリピートを頂けたとしても、そこから派生してコミュニケーションやマネジメントの研修を依頼されるということは、ありません。〇〇さんの教えるマナー、NLPを教える〇〇先生、になるべきなのです。

それには、(1)質問して、相手の頭で考えて (2)売れる強みを発見して (3)相手の心に響く伝え方で営業する、PRするのです。そしてそれが、あなた自身の影響力をつくり、売上向上につながります。

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