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農業・環境

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田舎の土地での週末農業(準備中)とその他の農業・環境に関する自分のノートをまとめています。
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#生ゴミ堆肥

屋外・水平移動*自由*型ミミズコンポスト

2019 年 5 月 8 日(左) 屋外・水平移動*制限*型ミミズコンポストの続きで、自由移動型を試してみることにした。 取り出した繭は、餌を置くエリアを避けて、つまりプランターの左端、中央、右端に戻した。 土をかぶせ、田舎から拾ってきた落葉を敷材として敷き、いつもと(屋内と)同じように餌をやる(コピー用紙は忘れていた)。量は屋内の 1 週間分である。 2019 年 5 月 16 日 一週間たったので中をのぞいてみた。ミミズの数を考慮すると、モリモリ元気に食べている

屋外・水平移動*制限*型ミミズコンポスト

暖かくなってきたので、屋外水平移動型ミミズコンポストを試してみた。実際には、蛋白質中毒と思われるミミズを屋内の容器から屋外の容器に移した後、まだ生きているので、屋内の容器から仲間を加えてみることにした。犠牲になるかもしれないが、生態を知っておくことも大事だと考えた。 不思議なことに、水平移動型の情報については容器のセットアップや収穫の方法に関する情報ばかりで、移動先の餌のやり方に関する詳しい情報(量やタイミング)がまったく見つからない。 この実験では、移動先に「屋内の容器

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(3)

コンポスト方法 ミミズに生ゴミを与える量や頻度、方法は、いまだに試行錯誤中で、またミミズの種類やその土地の天候などにも左右されるので、ここに記載する情報はあくまで参考程度とする。私自身、分解されていない生ゴミにミミズがすぐに群がるような印象を与える情報が非常に多く、翻弄されたように感じる。尚、容器に投入できる/できない生ゴミ=グリーン=窒素とブラウン=炭素については、情報が豊富にあるので、ここには掲載しない。 10 匹程が蛋白質中毒で息絶えたいま、生ゴミを与える前にある

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(2)

容器内の環境の悪化 2 か月ほど経ってから、朝にキャッチャーに多数の成熟したミミズが見られるようになった(未成熟のミミズは通算で 2、3 匹のみ)。また、白くて小さいミミズはベイビーではなく pot worm(学名 Enchytraeidae、和名なし)であることが判明したので、容器内の pH が低く(より酸性)、生ゴミ・水分を与え過ぎたようである。花用の土を投入してみたところ、そこに多くのミミズが避難していた。「protein poisoning」と思われる病気のミミズや

ヨーロッパナガミミズのコンポスト(1)

2018 年 9 月末に週末農業と生ゴミ処理の一環でミミズコンポストを始めた。 育ち盛りの二人の息子が果物と生野菜をよく食べ、私も毎日料理するので、大量の生ゴミが出る。長年罪悪感に苛まれていたが、コンポストについて知り、調べているうちに、都市部ではミミズコンポストが最も効果的に思えた。 命を預かるわけだから、しばらく考えた後、好奇心が勝り、またハンガリーでは釣りの餌としてしか販売されていないようなので、人工的な環境ながら少しでも長生きできるならと多少こじつけて、試してみる