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ビジネスにおけるコミュニケーション設計/マネジメント

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ビジネスにおけるコミュニケーション設計やマネジメントに役立つ記事をまとめています。 業界や規模問わずビジネスのコミュニケーション設計に関心ある方、よろしければ覗いてみてくださいま…
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#コミュニケーション設計

コミュニケーションマネジメントのフレームワークPRDCA

何かを整えていくとき、過去の成功事例を理論だてたフレームワークが役に立ちます。 継続改善の方法論として一般的なフレームワークは”PDCA”。 Plan(計画) Do(実行) Check(評価) Action(改善) この繰り返しによって継続的な改善を促します。 ”PDCA”は組織のマネジメントだけではなく、様々なセルフマネジメント=自己管理にも役立ちます。 コミュニケーションは、まさに継続的にマネジメントしたい。 日を重ねるにつれ、人や組織の思考と行動癖に偏っていってしま

相手発信/自分発信どちらの会話かによって、わかりやすさの注力ポイントを使い分けよう

■まえがき わかりやすければわかりやすい会話であるほど、人は満足と感じます。 お客さま(人間関係の相手の人に置き換えても良い)の満足を左右する要因には、不満因子と満足因子と感動因子の3つの種類があります。 満足因子の分析結果は、企業やサービス内容によって異なるものですが、多くの満足因子分析の1つとして出てくるのが「わかりやすさ」です。 今日は、わかりやすさの注意ポイントについて記載します。 ■理解のアンテナ 少し、相手の人の立場にたってみましょう。 自分が知りたい

不要な「問い」と戦略的な「問い」

■問いはお客さまの貴重な声 お客さまの声の分析は、企業やサービスが進むべき道の明確化につながります。 お客さまの声=大きな声ではありません。クレームに代表される大きな声は、一部のイレギュラーな声であって、多くのお客さまはクレームとは異なる体験をしています。 声の分析としてクレーム分析ばかりしている企業がありますが、もったいない。クレーム対応だけに終始すると、活動がもぐらたたきになってしまいます。 「大きな声」よりも「多くの声」に目を向けましょう。 お客さまの声を、定量も含