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詩での恋物語

14
恋のはじまりからを詩で物語を作って行こうと思っています。気楽に読んでもらえると嬉しいです。
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#詩

#14 一歩 恋シリーズ①

うまく行かない うまく行っていると思っていたのに 僕の言葉を素直に出していないから? 「どうやれば」 って わかってるんだ 過去のトラウマが僕の脳裏をかすめる 一歩が踏み出せない あれ……僕はどうやって歩いてたっけ 歩き方を忘れたよ ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #13≫

#13 望 恋シリーズ①

とても辛いよ 何も出来なくて 歯がゆくて せめて 君が不安になったりしないように 君の不安要素は全部無くす 僕は精一杯努力するよ いつか君の望む事全て叶えてあげたい そして君の喜ぶ顔を見たいんだ それが僕の望み 僕のたった一つの望み ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #12≫

#12 ブレない 恋シリーズ①

僕の想いはやがて文字になり歌になった 君にだけ届いて欲しい そう思ったけど なかなか難しいね でもいつの日か 君にちゃんと伝わればいいと そう思っているんだ 僕はもう ブレない 今までの僕は自分に制限をかけていた 思い切りアクセルを踏んだかと思えば 怖くなって急ブレーキを踏む そんな状態じゃうまく行かないよね ゆっくりだけど 変わっていくよ 辛い日もあるけど…… 今の自分嫌いじゃないんだ こんなに穏やかな気持ち いつぶりだろうな ※恋シリーズ①

#11 届け 恋シリーズ①

僕は諦めていない 君と僕との間に 物質的な距離まであるけれど 僕の心はもう諦めないと 絶対に諦めないと決意していた 伝われ! 伝われ! 伝われ! 僕は理性よりも感情で動いた 過去のトラウマはまだ拭えないけど それでも一歩踏み出そうとしているんだ 直接言えない僕の弱さは 愛していると言う思いだけで 君に届けと願っている ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #10≫

#10 何度でも 恋シリーズ①

僕の心の問いかけに 君が反応する あぁ やっと君の手を取れる そう思った瞬間 スルリと君の手がすり抜ける 掴んだはずの君の手は 僕の手の届く距離までまた離れる そして僕はもう一度目の前の君の手を掴んだ すり抜ける 掴む すり抜ける 握りしめる すり抜ける 離れないで…… すり抜ける 逃げないで! 手に入りそうで入らない君 それでも何度でも 僕は君の手を取るよ… ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #9≫

#9 伝えたい 恋シリーズ①

君を忘れようとした僕は 忘れるどころか 想いが強くなった でも君にこの気持ちを伝える勇気が出ない この気持ちに気がついて欲しくて 色々とアクション起こしたけど 君には全然伝わらない 言葉で…行動で…伝えられたら でもその勇気が僕にはないんだ ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #8≫

#8 想い 恋シリーズ①

僕は君の事を忘れようと 仕事に集中した なのに… 日に日に想いが強くなる 離れれば心が軽くなると思っていた そう思っていたのに ますます想いが強くなっている気がした 今でも君が好きだ 大好きだ 違うな…… 愛してる※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #7≫

#7 忘れる 恋シリーズ①

僕は君を忘れる事にした 徐々に君との時間を減らす そして今日が最後という日に 僕は誰もいない自分の部屋で 声を出して泣いたんだ バカみたいだろ? 僕は最後の君の笑顔を目に焼き付けた まだ始まってもいない恋に終止符をつけた ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #6≫

#6 大好きだよ 恋シリーズ①

僕は色々な方法で君に思いを伝えようとした でもいつも君はただ喜んで微笑むだけだった 僕はいつから、こんなにも自分の気持ちを伝える事が下手になってしまったんだ 相変わらず他の女の子達からは告白される 違う!違う!違う! 僕は苛立ちと同時にもう諦めようと思った こんなに辛くなるのなら いっその事君を忘れようと…… 君が好きだよ 本当は どうしようもなく 大好きだよ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #5≫

~#5 言って 恋シリーズ①~

僕はこう見えて そこそこモテる 本当はそう思いたいだけなのか? 女の子達は僕の事を 好きだとかカッコイイとか言っては プレゼントをくれたりする でも…… 彼女はそんな僕に 何も言わずに微笑むだけ どうしても言ってもらいたくて 何度も駆け引きしてみたけど それでも一度も言ってはくれない ただ微笑んで喜んでくれるだけ ああ 君にだけ言ってもらいたいのに 一番言ってもらいたい人に 言ってもらえないなんて…… ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #4≫

~#4 キュン 恋シリーズ①~

この歳になって こんなにも胸がときめくなんて 僕はどこか変だ 「スキ」 という言葉を見ただけで胸がグッと締め付けられる これがキュンという事か キモイな自分…… 同時に彼女を思い出す そしてまた胸がキュンキュンした 僕は彼女に恋をした ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #3≫

~#3 光 恋シリーズ①~

周りが心配するほどに 僕は君を意識して どんな時も 君の言葉だけを信じてた 君だけが僕の味方に思えたんだ そばにいて…… 僕だけの君でいて そんな風に思ってしまう 暗闇にいた僕に 暖かい光が差した あぁ 何でもない一日が こんなに楽しかったなんて…… ※恋シリーズ① ≪恋シリーズ① #2≫

~#1序章 恋シリーズ①~

あの日から僕は君が気になって仕方がなかったんだ 毎日君を目にしてから 何をしていても君を追っていた 何故なんだろう どうしてなんだろうと そう疑う事もなく 自然に君の姿を追っていた 時々 ふいに君が見えない日があって 僕はとても寂しい思いをした それでも次の日には必ず 君は僕の前に現れた…… ホッとすると同時に 幸せな気持ちになれた その時 僕は初めて 君と二人の世界を夢見ている事に気がついたんだ ※恋シリーズ①