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念願を叶える②

この1ヶ月の滞在で叶えた念願が二つあった。

もう長い付き合いになるイギリス人彼のお母さんに会ってご挨拶できたこと。

これまで何度か彼の実家に滞在させてもらうことがあったのだけど、なんとなく、彼がちゃんと紹介してくれなかったので、会わせたくないのかなぁと勝手に気を回して、挨拶できないでいたのをずっと後悔していた。私がお母さんだったら、絶対にいい気はしない。今回滞在する予定だった彼の友人の家が急遽使えなくなり、結局彼の実家に滞在させてもらうことになった。フライトの前夜に分かったという・・・直前すぎて私はショックを受ける余裕もなかった。他の場所を探す余裕もないくらい直前に起こったハプニングに、私はそれを神様の計らいのように感じた。もしこのハプニングがなかったら、お母さんに会ってご挨拶するチャンスはなかったかもしれない。女性として憧れるようなとっても素敵なお母さんだった。会ってご挨拶してお話もできた。彼と出かけた後の帰り道、私は彼と別れて近所のスーパーにひとり立ち寄った。そのスーパーで偶然お母さんとばったり。お母さんから話しかけてくれた。私はその時コロナにかかっていたので、お母さんとあまり話をしない方がいいと思って先に帰ろうとしたけど、これはお母さんと話ができるチャンスだと思って、お母さんの買い物が終わるまでレジの先で待っていた。お母さんが持っていたカートを運びながら一緒に帰った。

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もう一つは、彼と一緒に列車に乗って違う街に小旅行ができたこと。

彼はロンドンに住んでいて、これまで何度か会いに行ったけど彼は本当に出不精で一緒に出かけることもままならなかった。それが、そのハプニングのお陰でどうせ滞在先を探すならロンドンではなく海辺の街に行こうということになった。

イギリスには何度も訪れたけど、イギリスの海に行ったのは初めてだった。曇りがちで泳ぐにはちょっと寒かったのだけど、曇り空に「どうか、晴れ間を見せてください・・・おねがい」とお願いしたら、本当に晴れ間を見せてくれた!

イギリス人はBBQが好きなのか・・・引き潮の海の真ん中で、スーパーで買った簡易の炭セット(?)でパテやソーセージを焼いてバーガーにして二人で食べた。私一人じゃできなかった体験。ずーっと私の大荷物を運んでくれた。彼とは喧嘩もして苦い思いもしたのだけど、美しすぎる思い出ができてしまった。(思い出は美化される・・・)

イギリスイギリスって、なぜにこんなに惹かれてしまうのか、自分でもよくわからないのです。

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