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九州のおかしな歩き方

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九州の郷土菓子、ご当地スイーツ・パン、銘菓本店を巡る旅
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#ご当地スイーツ

002_岡本屋の地獄蒸しプリン【大分】

別府のご当地スイーツ、別府プリン。 明礬温泉の蒸気でプリンを蒸したのが始まりだと言われる。 その明礬温泉でまっさきに名前があがるのが岡本屋。 元祖地獄蒸しプリンは、昭和63年からの人気商品。 噴気には防腐効果も高い成分が含まれているらしく、防腐剤も入っていない。 岡本屋 売店 大分県別府市明礬4 元祖地獄蒸しプリン(カスタード) 260円 (2017/9/19訪問) この時は、湯の里(600円)にてお湯を頂きました。 高台にある露天風呂は景色もよく開放的、湯の花つくっ

004_天井桟敷のモン・ユフ【大分】

おんせん県にある数ある温泉街の中でもちょっとラグジュアリー感漂う由布院。 金鱗湖の畔にある亀の井別荘の中に、緑に囲まれた雰囲気のいいカフェ、茶房 天井桟敷がある。 店内もゆったりとしたスペースにアンティークが並び素敵。 モン・ユフは、由布岳をイメージして作られたクリームチーズの冷んやりデザート。 甘さ控えめの濃厚チーズに、ブランデー漬けのレーズン、これぞ大人のデザート。 丁寧にいれられたコーヒーと共に贅沢なひと時。 茶房 天井棧敷 大分県由布市湯布院町川上2633-1

005_天文館むじゃきの白熊【鹿児島】

昭和初期、鹿児島で発祥した白くま。 ミルクかき氷に練乳をかけて、缶詰やカットフルーツを盛りつける。 鹿児島市の天文館むじゃきが発祥の店という説も。 色の付いた寒天が涼しげで昭和感を醸し出して可愛い。 カットフルーツで華やかな見た目を売りにした白くまもあるけど、甘いミルクかき氷で舌がフルーツを甘く感じなくなっているので、缶詰の強い味の方があっている。 てっぺんは缶詰のサクランボに限ります! お店によっていろんな個性の白くまがあるけど、本家を提唱するだけあって、これぞ昔か

007_光仙の佐土原いっぱい生姜パイ【宮崎】

これは私オススメ、はまっている手土産菓子。 宮崎市佐土原町は、生姜の収穫量が宮崎県一。 宮崎県の生産量は全国7位で全体の5%くらい。 まぁ、はっきりいうとビミョーなのであるが。 それはさておき、佐土原では生姜で特産品を作ろうという動きがあり、いろいろな生姜商品がひっそりと生み出されている。 その中でめちゃうまな生姜パイを教えてもらってすっかりはまってしまった。 生姜がしっかりきいてて、砂糖コーディングもしつこくなく、パイのサクサク感、すべてのバランスがわたし好み。 食べ出

019_梅月堂のシースクリーム【長崎】

長崎に行ったら絶対食べようと決めていたもの。 梅月堂のシースクリーム。 繊細なスポンジ生地でコクのあるカスタードをサンド。 シロップ漬けのパイナップルと黄桃がジューシーな甘酸っぱさと、軽めの生クリーム。 すべての相性、バランスが最高。 めちゃくちゃ気に入った。 昭和30年代初頭、梅月堂がなかなか手に入らない苺の代わりに手に入りやすいもので作ったのが始まりとされる。 その後、長崎市の他の店でも販売されるようになる。 なんでこれが全国展開せずに長崎市の中だけで人気なのかわか

095_ツル茶んのミルクセーキ【長崎】

ミルクセーキは長崎が発祥。 牛乳と卵ベースの氷菓子。 飲むのではなく、スプーンを使って食べる。 そしてこのミルクセーキ発祥の店といわれているのがツル茶ん。 創業大正14年(1925年)、九州最古の喫茶店。 ツル茶ん 長崎市油屋町2-47 (2018/3/2)