旧盆最終日!ウークイ!じいちゃんの教えと思い出

今日は旧盆最終日のウークイ。

ご先祖様達がグソー(天国)に戻る日。

思い出しながら、

祖父の教えを昔話し風に書いてみました。

昔々、沖縄のあるところに、小さな小エビや
夏はホタルが飛び交う小川が自宅の目の前にあり、川沿いに三軒並ぶ家の真ん中に住む母親と息子2人の家族がいました。

その家庭は農業だけでは生活が難しく父は海外に集団で出稼ぎに行き、息子達は朝から母親の手伝いをする習慣がありました。

 長男は毎朝家の前の道沿いにあるシンボルツリーの「がじゅまる」の落ち葉を掃き掃除することが日課でした。

両隣にもシンボルツリーとして、
同じくがじゅまるの木が暴風林として台風被害を抑えるために植えられていました。

ある日真ん中のうちに住む長男は考えました。
どうせ毎日家の前を掃き掃除するなら、左右の家の前も掃除しよう!と自分のなかで決めました。

そして、くる日もくる日も毎朝掃除をしながら少し期待しました。
「両隣も気づいたら隣を掃除してくれるといいな。
そうすると二倍綺麗になるのにな。」

くる日もくる日も諦めずに続けていたある朝、風邪をこじらせて寝込んでしまいました。

もちろん朝の掃き掃除が出来ません。
しかし、兄思いの弟がそっと掃き掃除をやってくれて、学校へ行きました。

兄が寝込んでいると、お昼前に
隣のおじさんが、うちに来て、
家の前の掃除がやられてないけど、
どういう事かと、怒鳴り込んで来ました。

父が出稼ぎで、海外に行っていたこともあり、隣近所ともめるわけにもいかず、ましてや大人に反抗できる時代でもなかったため、
話しをとりあえず聞いていました。

このままでは、
畑に行っている母親が帰ってきて、母親に何を言い出すかわからないと思った長男は、静かに話しを進めていきました。

まず、
朝の掃き掃除は自分の母が少しでも
楽になる様に行っただけです。

そして、
両隣までやっていたのは、
二倍綺麗になる事に気づいて欲しくて
勝手にやっていただけです。

最後に、
怒られる事は何一つやっていないと思います。それでも、不満そうだったので、
提案をしました。

僕は風邪が治ったら普段の掃き掃除をしますが両隣は半分だけやる事にします。
それを、お互いにやれば、
両隣とも二倍綺麗になる。
掃除をヤル気があればです。
その話を聞き、
「わかった、じゃあな。」
と、方言でいって隣に帰ってくれたので、
ゆっくり眠れたとの話しを
小学校低学年の頃に聞いた
教えです。

結論
⑴人は自分都合で物事を考えがち
⑵人間は習慣の動物である
⑶人にはきちんと伝えないと、
良い事をしても怒られる。
⑷掃除をすると、自分の心と頭が
整理される

そんなことを、時々思い出して
一日を反省する習慣がついたのかもしれません。

ちなみに、沖縄の方言に、バイバイ!や
さようなら。に変わる言葉はありません。

なので、明日ね。の、あちゃーやー。
か、
またね。の、あんしぇーやー。
が使われます。

明日も書くかは気分次第なので、
それでは、
あんしぇーやー。しーゆー。

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