面白法人カヤックのグループ入りに関するお知らせ

私たち英治出版株式会社は、株式会社カヤック(本社:本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証グロース:3904、通称「面白法人カヤック」、以下「カヤック」)の子会社となり同社グループの一員となることを決定いたしました。

当社は「Publishing for Change “みんなのものにする”ことを通して人・組織・社会の未来づくりを応援する。」をパーパスに掲げ、ビジネス書や社会書を中心に数多くのロングセラー、ベストセラーを含む独自色ある書籍コンテンツを生み出してきました。出版不況のなか黒字経営を続け、近年はコミュニティスペース運営や新興出版社とのアライアンス、研修サービス開発等にも取り組んでおります。

事業の進化を模索する中、デジタルコンテンツやコミュニティ関連など多様な領域でビジネスを展開するカヤックと意見交換を重ね、グループに参画することで新たな事業機会を開拓していけると考えが一致しました。また、当社のブランドや企画力・編集力、組織開発等の分野における専門性を評価いただき、当社の参画がグループの競争力強化と企業価値向上に資すると判断いただいたことで、本件の合意に至りました。

なお、当社は2011年にカヤックの経営を論じた書籍を刊行*1、2019年には「ティール組織」に関するウェブ記事*2で取材するなど、以前から同社の創造的な経営スタイルや地域・社会課題解決に向けた事業展開に注目してきました。自律的組織づくりに取り組み、人・組織・社会の未来づくりを応援する当社の志向との親和性は高く、事業・組織の両面でシナジーを生み出せると考えております。

創業25年を迎え、新たな仲間とともに進化を目指す英治出版を、引き続きよろしくお願いいたします。

※詳細情報はこちらをご覧ください。

※後日、グループ参画の意図や展望等についてより詳しくお伝えする記事を公開予定です。(追記:以下をご参照ください)

*1 『矛盾の経営――面白法人カヤックは何が「面白い」のか?』(古井一匡著、当社刊)
*2 「組織文化は「評価」によってつくられる」(カヤック・柳澤大輔さんインタビュー)/英治出版オンライン

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