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003 ワークショップ〈スプーンを作ろう〉

2023年11月11日、伊吹山文化資料館の伊吹まるかじり隊という地元小学生対象のイベントにおいてワークショップ〈スプーンを作ろう〉をおこなった。これは伊吹山文化資料館と京都市立芸術大学畑中研究室の合同企画〈芸大コラボ〉の一環で、本学の学生がワークショップを行うとともに個展を開催するというものである。
今回は本学大学院美術研究科工芸専攻の山本悠葵さんの指導のもと、本ワークショップを開催した。春に伊吹山で伐採した桜の木を用い、枠は捨てずにスプーンホルダーにした。スプーンの原型は切り出した状態で子どもたちに手渡したが、約2時間の間、スプーンを眺めながらお気に入りの形を思い描いて黙々とヤスリをかけていった。お気に入りの形になったスプーンは胡桃の油を染み込ませて磨いて完了。ナッツアレルギーの子どもには葡萄の油を用意し、対応した。
ものづくりのワークショップではあるが、自分の食器を作るということからすると食育にも関わるのかもしれないなと感じた。

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