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VRアイドル「えのぐ」鈴木あんず〜歩み続ける彼女の魅力〜

はじめに

VRアイドル「えのぐ」とは。鈴木あんず、白藤環、夏目ハル、日向奈央、栗原桜子の五人で構成された岩本町芸能社に所属するアイドルグループ。

えのぐ公式HP https://enogu-official.com/

えのぐチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCFI81W9F49a7GvimKF905eQ

ファン待望とも言えるであろうソロシングル。鈴木あんずのソロ楽曲『シラユキヒメ』が2019年11月13日に公開。

後述の文を読む前に、まずはこの動画を見ていただきたい。

歌詞:名雪 Vocal:鈴木あんず
降り出した沫雪は 街を白く染めて
僕たちの足跡も 消してしまうから
絡ませあう指先も 冷たく解けていく
君はきっと ユキノセイだ

時計の針が午前零時を告げる
昨日と今日の境目で揺蕩う
街は静かに寝息を立てながら 白い少女の夢を見る

また思い出してしまう 君のその目が愛しくて
触れていたくて 夢の中へ吸い込まれていく

降り出した沫雪は 街を白く染めて
僕たちの足跡も 消してしまうから
絡ませ合う指先も 冷たく解けていく
君はきっと ユキノセイだ

画面上の気象予報士が淡々と告げる
「明け方すぎまで雪が降りつもるでしょう」
僕は静かに瞳を閉じながら 白い少女の夢を見る
I miss you.

また思い出してしまう 君のその目が愛しくて
触れていたくて 苦しいほど 囚われていた

降り積もる雪化粧が 街を白く染めて
僕たちの思い出も 消してしまうから
絡ませあう指先も 冷たく解けていく
君はきっと ユキノセイだ

鮮やかな白雪は 春を告げるように
涙の川となって 消えてしまったよ
触れ合ったこの指先で 雪は水になった
君はずっと ここにいるんだね

"えのぐの鈴木あんず"として、ではなく。

"鈴木あんず"としての歌。

透明感のある綺麗な歌声から紡ぎ出されるのは、消えてしまいそうなほどに儚げで切ない。けれども、確かに感じる力強さ。その美しい歌声に魅せられる。

歌い出しから始まるこの曲。私は泡沫の様な儚さと綺麗さを感じたんですよね。薄っすらと街を彩る雪化粧。どこか幻想的にも思えますが、積もりゆく真っ白な雪は埋まっていく記憶を彷彿とさせるんです。しかし、時が過ぎていくように、雪もまたいずれ溶けていく。そして、思い出す。想いは変わらないものとして。変わらず、確かなものとして。冬ならではの切なさとでも言いますか、胸がぐっと締め付けられるんですな。これもきっと、ユキノセイ。ということなんでしょうか。彼女がシラユキヒメなのだと感じさせる素晴らしい歌声を魅せつけられました。楽曲のクオリティも非常に高く、どこかで耳にしたような馴染みのあるもので、とても心地よく入ってくるんですよ。透き通るような綺麗さを持つ歌声とがマッチすることにより、波紋のように静かに広がっていくわけです。儚くも美しい情景が眼前に映し出されるようでした。曲の後半へ向かうにつれ、鈴木あんずの内に秘めたる力強さというものを感じて、私の感情はぐちゃぐちゃにされました。それほどまでに、魅力が詰まった曲だと言えます。

夢に見ていた憧れの

憧れでもあった歌手。彼女の想いが詰まった曲なのだと思うと、こみ上げてくるものがあります。

曲が発表されて間もなく、ソロシングルの作曲等を手掛けたアオヤマイクミさん、ジャケットイラストを担当したA.YAMIさんからコメント。

現在、冬の真っ只中であり、この寒い季節にピッタリな曲。是非とも聴いていただきたい一曲です。



鈴木あんず

先立って曲の魅力について触れたわけですが、鈴木あんず(@anzu15_225)の魅力についても触れていきましょう。そこで、下記の自己紹介動画を見ていただきたい。

どういった人物なのか。これで彼女のことをほんの少しでも知ることができたのではないでしょうか。

同じように自信が持てずにいる方に、勇気を分けれるような、寄り添って一緒に成長していける様なアイドルになりたい

彼女がアイドルを志したのは、『人前に出るのが苦手であり、自信が持てない。そんな自分を変えたい』との想いからである。

動画内では、Q&A形式で進行していて、彼女がどんなアイドルになりたいのかを言葉にしている。

手を差し伸べるとも違った、傍にいるという優しさ。共に乗り越えんとする強さを感じる言葉だった。

あの日から

鈴木あんずのblog『花言葉』

本格的に活動をするようになってから、自信が持てずにいる自分——あの頃の自分とは何が変わったのか。

詳細は、彼女が丁寧に言葉を紡いだ"花言葉"をご一読いただきたい。言葉の端々に彼女の想いを感じることができるでしょう。

「enogu 2nd Anniversary Live -Colors-」

えのぐ結成の記念となる2周年ライブが間近に控えており、各々の強い覚悟を窺えます。日に日に進化し、魅力を増している彼女達に期待が高まるばかりです。歩み続けてきた2年間の集大成。その姿に心揺さぶられること間違いなしです。生で歌い踊る彼女達の勇姿を是非とも見ていただきたい。

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日程は2020年2月16日(日曜日)

場所はヒューリックホール東京にて行われます。

詳細は下記の各販売サイトにてご確認を。

チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1947886

ローソンチケット
https://l-tike.com/order/?gLcode=71675

e+(イープラス)
https://eplus.jp/sf/search?block=true&keyword=%E3%81%88%E3%81%AE%E3%81%90

昨今は各動画サイトにて一部が配信されていたり、ネットチケットでの視聴も可能ではありますが、一体感と熱量は現地ならではの魅力が大きくあると思うんですよ。もちろん多くの感動を、配信を通して共有できる点は大いにありますし、なにより観れることが嬉しい。しかし、どうでしょうか。ライブに参加し、来て良かった……最高だった……。とにかく言葉が出てこないあの感覚は、生で体感した時にその身で、肌で感じてこそ感動もより増すというものではないでしょうか。

チケットは現在も絶賛発売中ですので、皆さんには是非とも入手していただきたい。2周年となるライブはこの日、この時でしか味わえませんよ。

あなた自身の目で、彼女達の覚悟を見てほしい。

さいごに

私は「優しさ」と「強さ」に鈴木あんずの魅力が彩られていると感じています。特に感じている"存在感"『なんとかなる。なんとかする。』が座右の銘である鈴木あんず。その力強さは時に"大きく見える"んですわ。歌って踊る彼女の姿に”強さ”を感じるわけです。自信が持てずにいる中で、ここぞという場面での頼もしさを発揮する彼女に、強く惹かれるんですよね。自信をつけるというよりも、少しずつでも自身を認めていくことが強さへと繋がっているのではないかと。確かな成長を見せるシラユキヒメの今後も目が離せません。


鈴木あんずさんへ感謝を込めて。

2020/1/25 映司(@Eiji10821)

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