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言葉が心であったなら【本・映画etc】

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本や映画など、私が見つけた心に残る言葉についてのエッセイです。
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記事一覧

Re:想いは雪のように。

過去のエッセイより。小説の中のこの言葉が好き。この気持ちはいつまでも、忘れたくないと思う…

青木詠一
4年前
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勇気を与えてくれる人。

最近、気が沈むようなことばかりで元気の出ない私です。なぜだか簡単なミスをしてしまったり、…

青木詠一
5年前
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吉本ばなな「ひな菊の人生」読書エッセイ。

素晴らしい本にめぐり会えた喜びは、その読後に生まれたピュアな想いを私たちに残してくれる。…

青木詠一
5年前
26

村上春樹翻訳「バースデイ・ストーリーズ」読書エッセイ。

私はなぜか、海外の作品の翻訳本というものが苦手だ。確かにすばらしい作品なんだろうと書評か…

青木詠一
5年前
29

数ではなく計れないものを。

どうもうまくいかないなぁ。いろんなことが。なんだかとても調子が悪い。体がじゃなくて、心の…

青木詠一
5年前
26

「天気の子」と愛にできること。

映画「天気の子」をみた。(ネタばれなしです。) 正確に言うと、「ねぇ、天気の子を見に行く…

青木詠一
5年前
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ミスチルとくるみ。

昔はブラックコンテンポラリーミュージックやフュージョン(たとえばピーボブライソンとかボーイズⅡメンとかケニーGとか。)が、たまらなく好きだったのだけど、気づけばこの頃、あんまり聞いてないなぁって思った。 どうしてだろう?あの夜を漂うような良質なボーカルと音楽が、私の疲れた心を癒す大切な存在のひとつだったのだけど。 思うに私の中の何かが、年が経ってゆくにつれ、違ってしまったんだろうか?(それがいいことなのか?悪いことなのか?私には分からないけれど。)今ではまったく聞かなかっ

命の循環。

うちの奥さんは、カップ焼きそば作るときに、いまだに”あちち!あちち!”と言いながら、お湯…

青木詠一
5年前
29

本当に怖いのはその時ではない。

何かの小説を読んでいて、そのときはなんとも思わなかったのだけど、今では私の心の引き出しの…

青木詠一
5年前
20

雨の中でダンスを踊れ。

昔、私の家には、みつはしちかこさんの漫画本「小さな恋の物語」が何冊かあった。私の姉が好き…

青木詠一
5年前
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青い春はまだココにある。

 ”青春は暦の上の年齢ではない” ~サムエル・ウルマン「青春の詩」より~ 私が本の中で見…

青木詠一
5年前
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田口ランディさんの言葉。

田口ランディさんのエッセイが、大好きでよく読んでいた。これは私が救われた、彼女の言葉のひ…

青木詠一
5年前
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イチローの言葉と出来そうなこと。

私はイチローが好きだ。とはいっても、私は特に野球は見ないし、野球に興味があるわけでもない…

青木詠一
5年前
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もっと泣いてしまおう。

昔のこと、新聞のコラム欄に、私の好きな五木寛之さんの「みみずくの夜メール」というものがあった。私はそれを毎週のように楽しみに読んでいた。 私は好きな言葉を見つけると、それを手帳に書くようにしている。そのコラムの中に、こんな素敵なことが書いてあったので、今日はそれを紹介したいと思う。 行きに比べると帰りの飛行機は、あっという間に成田に着いた。感覚としては、帰りがばかに早かったような気がしたのだ。私だけでなく、ふつう、行きよりも帰りのほうが早く感じるという話はよく聞く。たぶん