新刊「診療報酬本」の目次公開！

拙著「なんか変だよね！診療報酬」を最終校正中です。

約79,000字と前作「なんか変だよね！電子カルテ」の47,000字を大きく上回ります。

発刊予定は３月末か４月初旬あたりになりますが、発刊前に目次を公開させていただきます！

第1章　2022年度診療報酬改定

まえがき
診療報酬4コマ劇場 【その1】

第1節　2022年改定は◯◯◯改定
コロナ禍での課題を解決
誘導型改定という声も
あるべき「かかりつけ医」、「急性期」を定義
「急性期充実体制加算」が意図する病院再編
BCPは訪問看護だけでいいのか？
縦割りの人事ではBCP実行できない
バックアップの3-2-1ルール
キーワード検索で改定を横串しに
感染対策向上加算は単なる加算評価ではない
診療報酬で評価されていない施設とも連携
マイナス改定にどう備える？
ここ10年で最も低い医科改定率

第2節　入院
衝撃走る！心電図モニター除外
看護必要度改定による2つのメッセージ
下位2割の法則
地域包括ケアの改定は「ハシゴ外し」か？
急性期一般入院1（7対1）を死守する3つの対策
ピンチをチャンスに！10対1への転換
改定に振り回されない急性期の生き残り戦略
素泊まり入院をいかに減らすか？
退院してもケアを継続！入退院支援
点数稼ぎの入退院支援でいいのか？
イメージ激変！地域包括ケア病棟（病床）
「200床未満＋在宅療養支援病院」が地域包括ケアの前提？
中小病院には厳しい専従配置
医療療養から地域包括への転換は難しい
早期リハがもとめられる回復期リハ
重症患者割合を上げると回復率が下がるジレンマ
循環器専門病院で回復期リハ病棟を
地域包括ケア病棟を回復期リハ病棟に
迷ったときは理念に立ち返る
医療機能評価を受けるべき？
受け皿不足をどう解消するか？

第3節　外来
2022年4月からはじまる外来機能報告
中規模病院でも「かかりつけ外来」を選択
紹介外来を選択するメリット・デメリット
コロナ禍で考えさせられる「かかりつけ医」
真の「かかりつけ医」とは？
難しく考えない！理念にもどって考えよう！
「リフィル処方せん」は導入期？
延べ外来患者数は減っていく
飲食店にみる生き残り戦略
高齢者にはシンドい月1回の通院

第4節　働き方改革
働き方改革は医師だけではない
オンラインカンファレンスが日常風景に
まずはWi-Fi速度を速くする
Zoomは有料プランに
ビデオ通話は音声が命
主要メンバーだけでも顔が映るように
50Mbpsを超えたい通信速度
ICTを活用した働き方改革事例
医師の働き方改革で取り組みたい4つのこと
急性期病院でも宿日直許可される
労働時間短縮には患者側の協力も必要
夜勤看護職員の負担を軽減するために
第1章まとめ

診療報酬4コマ劇場 【その2】

第2章　なんか変だよね！診療報酬

第1節　かかりつけ医
診療報酬改定の意図を読み取ろう
点数のためではなく患者のため
「ハシゴ外し」の歴史はくり返す
「リフィル処方」定着には時間がかかる？
大病院と診療所の連携
株式会社が主導で制度改革が進む
大学病院は「リフィル処方せん」をどう考えるか？
一筋縄でいかない逆紹介
医療費削減の中どのように効率化していくか？
大学病院の敷居が高くなくなった
開業医が時間外対応してくれれば・・
患者からは言いづらい「逆紹介」
「かかりつけ医」とは？
「かかりつけ医」にもとめられる機能は？
高齢者になるとわかる「かかりつけ医」の重要性
地域に密着した中小病院
病院併設型のクリニック運営
外来から在宅への紹介に点数がついたけど
診療報酬の誘導は難しい
首都圏でも顕在化してきた開業医の高齢化
地域の課題をどう解決するか？
介護の効率化がまねく問題
地域包括診療加算では誘導されない？
総合診療医の教育

第2節　中医協
支払側の方が国民感情に近い？
拭えない不透明感
日本の医療のゆく末
医療従事者の犠牲が前提
加算が導入された趣旨の理解不足
セミナーの内容は医事課寄りになる
導入意図がわからない加算
第2章まとめ

診療報酬4コマ劇場 【その3】

第3章　2022年改定に中小病院がどう取り組むか？

患者視点で医療経営をするきっかけ
2022年改定はポジショニング改定
在宅復帰先としての介護医療院
地方の中小病院がいかに医師を確保するか？
北海道初の地域医療連携推進法人
在宅療養支援病院にもとめられる地域包括ケア病棟
心電図モニター削除の影響は？
地域包括ケアに直接入院する患者は？
急性期から地域包括への転換は？
地域包括の60日制限
コロナパスがなぜないのか？
回復期で心大血管リハをおこなうか？
回復期の重症患者割合増にどう対応？
まるでダイエット？低栄養患者に対するリハビリ
医療区分の高低で受け入れが決まる
感染対策カンファレンスの盲点
「かかりつけ」と「かかったことがある」
介護施設に向いている「オンライン診療」
算定件数を競う「入退院支援加算」