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JogNoteのクローズに思うこと

日本の老舗ランニングサービス「JogNote」がクローズするという発表がありました。

僕たちは「Runtrip」というランニングを楽しむ方に向けたサービスを運営しています。創業は2015年、当然先行しているランニングサービスとしてJogNoteを知っていましたが、僕個人としてはRuntripという概念ができる前からJogNoteに登録をして使っていました。

JogNoteは2005年に創業(社名は異なります)。ランニングブームは2007年以降なので、それよりも前からランニングという領域でサービスを展開していた訳です。僕たちも覚悟を持ってこの業界で走っていますが、ランニング人口が増え、SNSが浸透し、様々なデバイスが出て、起業やサービス開発もしやすくなった環境下でのチャレンジと、10年以上も前の環境下でのスタートとでは比べ物にならない苦労があったことと思います。きっとそれを支えたのは、走ることへの純粋な愛情であったのではないかと思います。

僕は、JogNoteを創った人や、その後の経営に関わられていた方と面識があります。初めてお会いできることになった日、とてもドキドキしていたことを今も覚えています。「ああ、JogNoteを創った人たちだ!」と。

実はまだ創業したての時に、彼らの横で働かせてもらっていた時期が少しだけありました。彼らはエンジニア集団で、寡黙に、黙々とサービスに向き合っていました。本当に、プロダクトとランニング(やスポーツ)が大好きな人たちという印象です。「Runtripがもう少し大きくなったら、何か一緒にできたらいいね」と夢を語ったこともありましたが、残念ながらそれは実現しませんでした。

今、Runtripが存在できているのは、「ランニングの記録管理やランナー同士の交流をオンライン上で行う」という概念が当たり前に浸透しているからです。様々なランニングのアプリがありますが、日本でそれを先行して引っ張ってきたのが、JogNoteというサービスであるのは間違いありません。


昨日から、JogNoteからRuntripに引っ越してきてくれるランナーさんを見かけるようになりました。

大先輩たちが14年かけて作り上げてきたJogNoteというプロダクトには、たくさんの「できること」がありました。一方で、今のRuntripはまだまだ成長過程で「できないこと」がたくさんあります。

ランニング時にアプリで計測したり、それらのデータを管理したり、「コミュニティ」や「グループ」を作ったりすることはまだできません。他にもたくさん、Runtripは機能的にできないことがあります。(なので開発手伝ってくれる人探してますよ

でもRuntripでは、あなたがランニングをしたら必ず誰かが「Nice Run」と讃えてくれます。いつも誰かが応援してくれます。

とても高い熱量で、走ることが大好きな人たちが日々のランニングの記録を投稿しています。それを見るだけで、きっと走るモチベーションが湧いてくると思います。こうした熱量はプログラムで作れるものではないと思っています。

他にも、素敵なランニングコースを探せたり、JogNoteチームに負けないくらいランニングを愛するメンバーが集めた最新のランニング情報もたくさんあります。ランニング友達ができるようなイベントも毎月開催しています。

JogNoteからRuntripに引っ越されたランナーさんは、きっとできないことが多くて戸惑うと思います。ですが、僕たちは毎日「もっと自由に、楽しく走れる世界」を目指して成長しています。その過程を一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。明日「できること」が増えているかもしれません。どんどんご意見をください。

JogNoteを通じてこれまでランニングを楽しんで来られたみなさんが、これからも変わらずにランニングを楽しみ続けられるように。欲を言えば、Runtripで少しでも新しい価値観に出会えるように。

Runtripチームはみなさんと一緒に、楽しいランニングカルチャーを作っていきたいと考えています。よかったらRuntripアプリを覗いてみてくださいね。

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Runtripの代表で元箱根駅伝ランナーです。今が一番、走るのが好きです。もっと自由に、楽しく走れる世界を目指して活動中。https://go.onelink.me/hsNM/a8b1405f
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