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背中を預けられるかどうか。

Runtripは2018年3月〜7月にかけて社員を採用して、フルコミットメンバーが7名になった。あれからちょうど、1年が経った。

それまでは3名で、2016年から地道に進んできた。今でもまだ小さな小さなチームだけど、それでも、いきなり組織が倍になるというのは僕にとってそれなりに大きな経験となった。

昨今インターネット業界を中心に、いわゆる「新しい働き方」がどんどん広がり、優秀な人ほど1つの組織に所属せず、プロジェクト単位で複数の組織と関わりあうという働き方にシフトしている。そんな中で、業務委託ではなくわざわざ雇用契約を結んで正社員となってもらう意味。

それは、「背中を預ける」ということだと思う。

本当に高いスキルを持っている人たちに業務委託として関わっていただき、今もRuntripは少しずつ前進している。ただそれは、あくまで見える範囲の視界の中で、前方方向にあるフィールドを攻め/守ってもらうようなイメージだ。

一方で、社員は真後ろをみてもらう役割だと感じる。どんどんと大きくなるサービスの中で守備範囲を広げる必要が出てきた。するとどうしても既存メンバーの視界から外れてしまうエリアが出てくる。この部分を信頼して託し、攻め/守ってもらう役割。これはやっぱりフルコミットの覚悟を持っていただいた人でないと、難しいように思う。あくまで役割の違いだけど。

社員となると、単純なスキルセットもそうだが「ビジョンへの共感度」と「バリューの浸透度」が大切になってくる。僕もずっと後ろや横を見ているわけにいかないから、当然各自の持ち場で多くの判断してもらう機会が増える。判断が難しいときにいちいち代表者や上司の判断を仰ぐのではなく、ビジョンとバリューに照らし合わせてさえくれれば、きっとその判断は大きく外れることはない。

30分とか1時間の面接では、スキル面でどこまで優秀かなんてなかなかわからないけど、この「ビジョンへの共感」や「バリューが浸透する人かどうか」は結構わかるような気がする。会って、目を見て話したら、きっとこの辺りはわかる。

常にチームとして360度を見渡す必要があるとして、2018年までは3人だったから1人120度の範囲を守っていたことになる。そうすると、今は単純計算で1人51度くらい。これからもっと仲間が増えれば、1人ずつがもっとシャープな視野の中で働くようになってくる。そうなっても、お互いにお互いを信頼して、安心して背中を預けられるようなチームを目指していきたい。


ちなみに今、Runtripはこんなスタンスで仲間を探しています!ご興味あるエンジニアさんはぜひコーヒー飲みにきてください。


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