ぼうけんのしょ2｜eiichi

寮からの眺め。ここの広い窓からみえる景色が大好き。広い窓って、だいじ。

路駐の並びこそヨーロッパ。計画された美。

古い壁に蛍光色の広告。これもヨーロッパ。

違う街に行けば、違うトラム(路面電車)。この街はどんな色かと。どんな乗り心地かと。

パトカーすら異なる。ミニカーもこの色。まぁそりゃそうか。

ガーーーーーーっという音と色。

次の街が、見えてきた。冒険の抑揚。

日本のような窓に背を向ける座席は少ない。新幹線のような配置。普通車でも、それだけで高級感。

土の色がする家っていいな。

いつも手をふって見送ってくれる発電機。出迎えてもくれる。

トラムをデザインした人に訊いたら、車体にも何種類かあるらしい。箱の形から説明してくれた。ドイツ語で。

かけこみ乗車は、たまに助けてくれる。たまに。

あ、テレビで観てたやつだぁ！となるやつ。

たいてい、この景色。素っ気ないけど、これもいい。

トラムからの、街。あの店と、この店と。

カメラマン仲間のお子さん。すっぽりとリュックに。もう着こなしはヨーロピアン。文化って気づかないところに。