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撮影3年目を迎えて 〜鎌田ありさ #1〜

モデルの鎌田ありささんを始めて撮影したのが、まだコロナ禍真っ最中の2021年7月、とても暑い日の浅草でした。今年の7月25日でまる2年となり、これから3年目を迎えるに当たり、色々と振り返ってみた。

元々は、鎌田ありささんのお友達でもあるモデルの遊馬りえさんを2020年頃中心に撮影していたこともあってか、ありささんが自身のSNS投稿を見ていただくようになり、そこから撮影するきっかけをいただいたと思っている。

初撮影での浅草より

Relueur撮影会さんに所属されている彼女、浅草での浴衣撮影があるとのことで、早速申し込みをし、この日始めてお会いして撮影させていただいた。撮影しながら色々とお話しするなか、モデルさんとしての美しさだけでなく、とても真面目で一生懸命な方だなというのが第一印象でした。

浅草寺より

この年は、この浅草の撮影を含めてRelueur撮影会さんで、江ノ島、銀座、花畑記念庭園、TK NIGHT CLUB、丸の内、横浜元町での撮影と、彼女のお仕事に必要な宣材撮影で8回ほど撮影する機会をいただいた。自分自身、半年で8回、同じ方を撮影するのも初めての経験でしたが、それだけ撮影したくなる魅力を持った方です。

撮影回数を重ねるなか、Relueur撮影会の前川社長からお話をいただき、翌年2022年1月に開催される合同写真展に始めて出展することとなり、自然な成り行きで、一番多く撮影したありささんに展示のオファーをさせていただきました。お願いする前は、なんてお声がけしようかと、とても緊張したのを覚えていますが、快諾頂けて本当に良かったと思います。
とはいえ、お互いが始めての写真展、色々わからないこともあり、自分自身、誤った写真プリントサイズを発注してしまい作り直すなど、余裕を持って取り掛かったはずでしたが、かなり作品制作に時間がかかってしまってお正月も作品のパネル制作をやっていました。

2022年1月 写真展「GO TO FUTURE 2022」より

そして迎えた初の写真展。時間を割いていただいて、ありささんにも多くの時間、在廊いただきました。撮影、そして初の展示を経験させていただく中で、彼女の写真に対する熱量と、撮影に向き合う姿勢が本当に素晴らしい方だと改めて再認識しました。
2023年は1月から6月までに7回の展示をさせて頂けたのも、そこが大きいと感じてます。ありささんには心から感謝しています。

レースクイーンやイベントコンパニオンなどもされていたことから機会も多かったため、この2年間でありささんを撮影した回数(※カメラを向けた回数)は実に50回近くになります。後にも先にも、ここまで撮影させていただいた方は当然いなく、多分これからも現れることはないと思います。
今、彼女を撮影されている素晴らしいカメラマンも多数いらっしゃり、10月には個展も開催されます。益々撮影活動の幅を広げられている鎌田ありささん。
とても忙しい方でたまに体調崩されるので、健康にはくれぐれも留意されてほしいと思っています。

長く撮影していると、私自身の至らなさなどから、ありささんにはご不快な思いをさせてしまったことも多々あります。それでも、沢山の撮影に立ち会って頂けたこと、お詫びとまた感謝の気持ちでいっぱいです。

ここで思う、3年目を迎える自分のテーマは「初心」です。初めて撮影した日のこと、そして初めて展示させていただいたときのこと、初心を忘れる事なく、また彼女への尊敬と感謝を忘れずに、原点に帰って再スタートできればと思います。

Note再開を機に年内かけて、これまで撮影してきた彼女との足跡を連載していこうと思います。

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