マガジンのカバー画像

a way to be free

14
極私的な。極至近距離な。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

引き剥がされていく福岡の海

引き剥がされていく福岡の海

風を使ったスポーツをしていると、風速計を使わなくても風がわかってくる。たった1メールの違いでも。たとえば風速4メートルと5メートルは、肌にあたる感覚や音が違う。そして遠くに入っている風も、海面の状態で見えてくる。

波も、ひとつひとつ違う。遠くの海のどこかで、海面に吹き付けた風がうねりを作り、目の前に吹く風が風波を立て。潮汐が大きな動きを作る。

海に出ると、こうしたわずかな変化を体中で感じて、使

もっとみる
Foil Wingが変えた海の風景

Foil Wingが変えた海の風景

今日も海の中道。これまで海に出る時は、オンショア(海風の状態。何かあっても浜に流れて戻ってこれる)の場所ばかりを選んでた。カイトやってる人は、みんなそうだと思うけど、何度も怖い目に会いながら腕を磨いてきたわけで。だからオフショアコンディション(陸風の状態。つまりトラブルと、沖に流されやすい)だったりすると、海見るだけでトラブルをイメージしちゃって、身震いがするくらいおっかない。でも、Foil Wi

もっとみる
オフショアコンディションでFoil Wing

オフショアコンディションでFoil Wing

南西の風予報の土日。海の中道に向かった。

到着してしばらくは、力のない、安定しない風だったけど、しばらくしたらいい感じで吹き始めた。

風は矢印のように吹いていて、最初は下側、博多湾側で乗ってたんだけど、外海があまりにも綺麗だったので、途中から外海で乗った。

カイトだったら怖くてできないようなオフショアの風。Foil Wingだと不安感なく乗れる。(クロスオフだからね。トラブっても右側に流れて

もっとみる
空と 風と 海と 仕事

空と 風と 海と 仕事

リモートワークの良さは、移動がないこと、仕事の切り替えが早いこと。そして、仕事の合間、目の前の海にすぐ出られること。

浜に出ると、サイドの風、5メートル。流される心配の少ないWingなので、思い切って堤防を出た。これまでカイトで来ることの多かった愛宕浜。トラブルが怖くて堤防を出ることはほとんどなかった。なので、愛宕は練習用スペース。でもこうやって外に出れば、とても広い海。

そして先日から練習メ

もっとみる
フォイルは、なぜアップ性能が高いのか

フォイルは、なぜアップ性能が高いのか

風が吹くという予報だったのに、直前予報からだんだん怪しくなり、ついに今日は微風の一日となってしまった。

そんなコンディションでも、なんとかなるかもと思えてしまうFoil Wing。

時々吹くブローを掴んでなんとか走れはした。同じ場所でSUPをやっていた人、Wind Surfingをやっていたらしく、Wingにも興味があるとのこと。

ぼくがあまりにも微風でリフトして走っていたので、浜に戻って休

もっとみる