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【英語は鉄道と重ね合わせて覚える】2、この先、あなたが具体的にを使う場面があるか考えよう!


もし、あなたが鉄道会社のトップだとして、ある地域に鉄道を敷こうと考えているとします。


前回は、鉄道(英語)があなたにとって必要かどうかをやりました。次に、考えなくてはいけないのが、「使うかどうか?」です。


鉄道会社の立場から考えてみても、実際に鉄道を敷いたところで、乗客の方がいなくては運営が成り立ちません。


あなたとしても、鉄道が敷かれても、あなたが鉄道を利用しなければ、そのありがたみを感じないでしょう。ポイントは、「あなた自身が利用するか?」という所です。


鉄道が、そこにあるという存在は知っているが、「車の方が何かと便利である。」、「タクシーの方が行きたい場所の目の前まで行ってくれる。」などの理由で、鉄道を使わないのであれば、あなたにとっての鉄道の存在価値は、あまりありません。


鉄道を長い間、使わないでいると、切符の買い方がわからなくなったり、どこで乗り換えたらいいかわからなくなります。


同様に、英語に関しても使わない単語やフレーズはどんどん忘れてしまいます。もし、タクシーを多用するのであれば、タクシーの運転手さんと会話をするフレーズを覚えると思います。


電車を使うなら、「駅員さんや車掌さんと会話をするフレーズ」タクシーを使うなら、「タクシードライバーと会話をするフレーズ」というような感じです。


これは、会話の基本は同じでも、その会話で使うフレーズは全く別物です。駅員さんや車掌さんからは沿線の美味しいランチができるお店の情報はあまり出てきません。


逆に、タクシードライバーからは切符や乗り換えの話は出てきませんが、沿線の美味しいランチができるお店の情報は出てくる可能性はあります。これをまず押さえておきましょう。


さて、この考えを英語の勉強方法にまで落とし込んでいくと、次のようなことが言えます。


・まずは、自分の使うもののみ覚えよう!


これは、「電車を使うなら、電車に関すること」だけ覚える。タクシーなら、「タクシーに関することだけ」と目的を絞ります。


・自分が使わないものを、無理をして覚えなくてもいい!

これは、「使わないもの」まで覚えないということです。自分の頭のメモリーは限られています。


ここで、スマホをイメージしてください。容量オーバーは動きが重たくなりますし、電池の減りも速いです。要らない写真や音楽データはいつまでもとっておかず、消しましょう。

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・使うときが来たら、そのときに考えればいい!

これは、「いつか使うだろう!」と気にして、余計なことに時間を取られるならば、いっそのこと自分が体験したことのみ信じればオッケーです。


このように、あなたが実際に使う場面が想像できるものであればガンガン突き進むべきです。


鉄道の建設、運営する側の立場のように、利用者がいないのに創るのは非常にリスクが高いです。あなたの大切な時間です。これから「使わないかもしれない」英語のために、勉強するのはリスクが伴います。


まずはそう考えて、必要なフレーズや単語を選定していってくださいね。

出版本の表紙


●タイトル
「車内アナウンスに革命を起こした「英語車掌」の英語勉強法」
●ISBN 13 :9784860645946
●ISBN 10 :4860645944
●出版社:ベレ出版
●価格:¥1,300+税
●発売予定日:2019.9.11
●Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4860645944/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_GzWdDbASP2B41


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