DevOpsDays Tokyo 2022 バグ分析の大切さを持ち帰る
SasukeFinancialLab株式会社でフロントエンドエンジニアをしているNatsuです。
会社で参加費を出してもらえるとのことで、「DevOpsDays Tokyo 2022」に参加してきました。
参加前の気持ち
DevOpsと聞くとインフラ周りの話ばかりかと思ってました。
私はインフラは専門外なので勉強する気持ちで参加しました。
参加後の気持ち
開発運用って思ってるより色んな要素がありました。
ユーザー拡大に向けて苦労した話、モブプロで開発品質を上げる話、組織の最適化の話、運用フロー改善の話などなど。
フロントエンジニアとしても、学びが多かったです。
その中でも、私がすぐにチームに持って帰ろうと思ったのはこの話でした。
Do Bugs Speak?
バグの情報を、設定したラベルを元に分析し、結果をビジュアライズします。
それを、いつでも誰でも状態が見えるようにダッシュボード化された話でした。
実践的な内容のため、自分の仕事にすぐに活用できると思えました。
私はバグの分析というと、再発防止策のイメージが強かったです。
しかし、細かくバグをラベリングして分類することで、どのようなバグが多いか、関連するバグを見つけやすくなることで、エンジニア組織の知見の蓄積に繋がるものと思えました。
また、期間ごとにバグの情報を出すことで、
前スプリントからバグの質や量の変化が可視化されてチームの状態もわかってきます。
OPENなチケットがいくつも残ったままの状態は、進行に何らかの障害が発生しているのではないか?
バグのタイプが変わってきたことで問題が起きてないか?
という分析ができ、バグを防止する目的に留まらず、さまざまな問題を検知することができるようになります。
私は、対応を締め切りに間に合わせることや、作業スピードを上げる効率化にフォーカスを当てがちです。
しかしバグ分析をすることで、現在の開発状態に対してより効果的な対策が考えられると思いました。
バグが何を話しているか耳を傾けることの重要性を再認識しました。
そんな知見をもらえたDevOpsでした!
また来年の開催も楽しみです。
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