フェースブック・マーケットでの屈辱

私は最近、物品を購入する際(あるいは売る場合)、フェースブック上の中古マーケットを利用することが多い。それは、できるだけゴミを減らしたいなという気持ちもあるから。

昨日のこと。私のジーンズサイズより少しだけ小さいのだが、最近、少し減量したので、ピッタリフィットしそうなジーンズを5本買わないか?という広告を発見。

さっそくコンタクトすると、その人はボビーさんと言う人。よくよく見るとFB上で共通の知人がいて、それは私の過去の同僚だった。

ボビーさんといえば、男性の名前である(と思ったのが、そもそもの間違いの始まり)。

自分はアメリカでは小さいので、ジーンズも一番小さいものを履かないといけない。私はそのボビーさんが、アメリカ人なのに、たまたま小さい人で、何らかの理由でその小さいサイズのジーンズを売っているのだと思った。

どんな理由だろうか。お金がいるのだろうか。

そんな思いで、待ち合わせのスーパーの駐車場へと行った。

すると、そのボビーさんが現れたのだが、女性だったのだ。

日本語の名前もそうだが、英語にも男女同じ名前というのがある。有名なのはクリスさんかな。そのボビーさんは女性だったのだ。

「息子にジーンズを買ったのに、すぐに3インチも(背が)伸びちゃって」と言いながら、私にその物件を渡し、私はスーパーのトイレで、その小さいなジーンズがフィットするかを確認した。

その時の私の気持ちは、突然、頭をハンパーでなぐられたような気持ちだった。

そのボビーさんの息子さんは、中学生だろうか?小学校高学年だろうか。

大人である私は、その子供のジーンズを中古で買っているのだ。きっと、その子は背の高い子になるのであろう。

私はてっきり、そのボビーさんが男性だと思い、アメリカ人なのに、背が低く色んな苦労をしてきたのだろうなあ、、、と思って、そのジーンズを引き取りに言ったのだ。

まさか、子供がもう小さいから履けないジーンズを私が買うことになるとは思っていなかった。








いいなと思ったら応援しよう!

上川一秋
英語喉という方法を基本として、英語力をつけるためのプログラムを色々と用意しています。