地球儀

イギリス留学体験記【難民支援団体の講義】

「せっかく留学したのだから、現地で部活やサークルに所属してみたい!」という願望を持つ留学生は多いと思います。

何かしらのグループに入ることで、好きなことを楽しみつつ、その中で新しいネットワークを作ることができます。

しかし、留学初期は知り合いがほとんどいない状態なので、一人で部活やサークルに参加しに行くのはなかなか勇気がいることです。

そのため、部活やサークル勧誘が盛んで、参加しやすいオリエンテーションの時期を逃してしまうことがよくあります。

実際に僕も、アメリカとイギリスの二回の長期留学経験がありますが、結局現地で部活やサークルに入ることはありませんでした。

そこで、この記事では部活やサークルではない第三の選択肢について書いていきます。

ずばり、その選択肢は「ボランティア」です。

ボランティアは年中人手が足りていません。

どんな時期だろうが、基本的には参加するだけで喜ばれます。

僕が、そのボランティアの存在を知ったのはリーズ大学のオリエンテーションでした。

”LASSN”というイギリスで難民申請をしている最中の人々を支援するボランティア団体が、リーズ大学の学生たちに英語を教える仕事があると紹介していました。

イギリスでは難民支援に対しては、賛否の声で分かれています。

”Brexit”と呼ばれる、EUからのイギリス離脱について、賛成意見と反対意見が半々です。ここからも分かるように、難民支援団体に対して攻撃的な人たちもいるそうです。

日本について振り返ってみると、難民としての認定率は非常に低く、外国人労働者の受け入れについてとても慎重な世論であると言えるでしょう。

しかし、なかなか難民や外国人労働者と話をする機会はありません。

一方的な立場からのみ物事を見るのではなく、双方の立場の意見を聴いた上で判断することが大切だと考えています。

そこで、その難民支援団体の講義を受けにいってきました。

その内容は衝撃的な内容でした・・・

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