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【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【GMOインターネット】

今回紹介する銘柄はGMOインターネットです。

法人や個人に対し、インターネットを活用するための各種サービスを提供しています。

例えば、レンタルサーバーやドメイン、決済代行サービスなどを提供する「ネットインフラ事業」です。

他にもネット広告の配信や、配信先となる広告メディアの開発・運営等を手掛ける「ネット広告・メディア事業」なども展開しています。

「ネットインフラ事業」や「ネット広告・メディア事業」のほか、「ネット金融事業」ではネット証券取引サービスを提供しています。

「暗号資産事業」では暗号資産の交換事業やマイニング(暗号資産の取引履歴のデータの整合性を取りながら取引の承認や確認作業を行うことで、報酬として暗号資産を受け取る)事業をしており、

「インキュベーション事業」ではネット関連企業への投資などを行ってます。

暗号資産事業はこれから伸びるかもしれませんね。

株主優待は半年以上の継続保有で、GMOクリック証券における買付手数料、売買手数料5000円キャッシュバック、グループ提供の各種サービス利用料、金融系サービス2100円相当と盛りだくさんです。

現在の株価は2962円で、配当は26.4円、配当利回りは0.89%です。

自己資本比率が4.90%でとても低いですが、現在先行投資してシェアを奪いに行っている段階ですので、「勝負型」の経営をしていると言えるでしょう。

チャートを見てみると、コロナ前は2333円の株価が、1453円まで暴落します。

しかし、6月には3260円まで倍以上回復し、現在は2600円台から3500円までのレンジ相場に入っています。

決算を見てみると、今まで順調に前年同期比でプラス成長を続けていたのが、直近の7月~9月の決算では売上高が若干のマイナスになっているところが気になります。

また自己資本比率が前年の6.2%が4.9%と5%を切ってきており、その一方で有利子負債倍率が3.69%と近年で最も高いのが懸念材料です。

セグメント別に見てみると

(1)インフラ:この事業では、EC・決済・アクセスの好調を継続しており、売上と営業利益ともにプラスです

(2)広告・メディア:こn事業ではオンライン消費の需要を取り込みつつありますが、売上が0.6%の微増で、営業利益はマイナス32.3%と落ち込んでいます。

(3)金融:FXトレードでシェアを拡大しているものの、まだ売上や利益にはつながっていません。売上が17.8%減、利益も39.2%減です。

(4)暗号資産:GMOコインではアルトコインの貢献で6.0%の利益になりましたが、営業利益はマイナス9.4%となっています

GMOインターネットは買いでしょうか?

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