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【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【NTTデータ】

今回紹介する企業はNTTデータです。

この企業は大規模システム開発に強みを持ち、情報システム産業では国内最大手です。

国内の事業基盤を固めつつ、北米、欧州などの世界各地で海外企業の買収を重ねながらグローバル展開を加速しています。

2021年1月12日終値は1495円で、PER29.5倍、PBRは2.12倍です。

一株配当は18円を予想しており、配当利回りは1.2%です。

コロナショック前は1588円だった株価が

コロナショックで858円まで下がりました。

その後順調に回復し、2021年の1月には1500円台まで回復しています。

業績を見てみましょう。

売上高は通期の前年比がマイナス4%、営業益がマイナス8%、最終益がマイナス5%で、コロナの影響をほとんど受けていないことがわかります。

また、売上高は、コロナショックの今年を除いて、前年比で成長を続けている企業です。

経営のうまさを表す指標のROEは7.19%で、前年の8%と比べると減少していますが、来期の伸びに期待ができそうです。

事業ごとに見てみると、海外や公共・社会基盤で減少しているものの、金融や法人の事業で増加しています。

しかし、営業利益に関しては、公共・社会基盤で増益になっており、先行投資した資金を回収できていることがうかがえます。

今後の企業活動として、ブロックチェーン技術を活用して、貿易データの電子化を図る「TradeWaltz」の運営会社を設立しました

また、クラウドベースのデータ蓄積に強みを持つSnowflake社と資本業務提携を実施、

北米に置いて、ServiceNowの事業コンサル企業であるAcorio社を買収、

のように、海外での資本業務提携や買収を続けて、グローバルに展開しています。

コロナの影響が大きい欧米での投資活動はリスクがあるように見えますが、コロナ収束後のことを考えると、今が絶好の投資タイミングである可能性はあり、この一連の投資が成功するのかを注視する必要があります。

NTTデータは買いでしょうか?

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