【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【富士通】

今回紹介する銘柄は富士通です。

この企業はICT国内大手で、インフラ構築、学習支援システム、学習用端末など教育ICTソリューションを総合展開しています。

1月10日時点の株価は15,755円で、PERは19.7倍、PBRは2.49倍です。

配当は200円を予想していて、配当利回りは1.27%です。

コロナ前は13,000円付近だった株価が、コロナショックで8300円まで下落しました。

しかし、その後株価は急回復し、7月末には15,000円まで回復し、現在も高止まりしています。

この高さは1988年に19,500円を立てたときと、2,000年に50,300円を記録した時を除いては非常に高い状況です。

なぜ、ここまで株価が好調なのでしょうか?

業績を見てみましょう。

通期では売上高は前年比マイナス6.4%、営業益はプラス0.2%、最終益はプラス・マイナス0です。

しかし、下期では、売上高が2.5%マイナスでも、最終益は17.1%増加しており、内部改革を進めた結果、コストカットや業務の効率化が実現できているのでしょう。

富士通は

(1)Computing

(2)Hybrid IT

(3)Data

(4)IoT

(5)5G

(6)Cyber Security

(7)AI

の7分野にまたがった事業をしています。

(1)コンピュータ部門の目玉はなんといってもスーパーコンピュータ性能ランキング世界1位の「富岳」でしょう。

さらなら量子コンピュータの開発を東京大学、大阪大学とも進めており、さらなる性能向上を目指しています

(2)AIに関しては、AIが判断結果に至った論理的根拠を説明したり、自動修復によるAIの精度低下を長期間抑制、データ活用などを進めています。

(3)5Gに関しては、DXの加速、クラウド型ワイヤレスサービス、6Gを見据えた開発、5G基地局のオープン化・グローバル仕様を展開しています。

その他にも、行動分析技術や、創薬・研究技術を通して、ウイルス飛沫感染予測や対策、新型コロナ肺炎診断支援を行うなど、幅広く世界のソリューション提供をしている企業です。

富士通は買いでしょうか?

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