基礎からやり直し SVOC把握訓練―問題 第1文型(SV)①
ポイント
1)第1文型の基本的な意味:「SはVする」
2)一部の動作動詞(走る、泳ぐ、飛ぶ…文字通り動作です。run,swim,go,work等)、状態動詞(状態:暫く変わらない。住む場所、所属する部活動。live、belong等)が第1文型になる。
3)SVで終わることは少なく、修飾語が続くことが多い(SVM)。
※M:修飾語。「前置詞+名詞」、「接続詞S’V’~」のまとまりで、主に名詞修飾か動詞修飾の場合がある。
SVOCMを振り、日本語に直しなさい。
①My husband is at the main entrance of the library.
②I lived in various cities.
③We should get to the theater as early as possible.
④I always listen to the radio on my way to work.
⑤The number of COVID-19 cases is decreasing due to widespread vaccination efforts.
解答・解説
①My husband/ is/ (at the entrance)/
S V M
(of the library).
M
訳:私の夫は/います/入口に/図書館の
→私の夫は図書館の入り口にいます。
※be動詞後が「前置詞+名詞」の場合、第1文型になり、be動詞は「存在」(いる、ある)という意味になる。
※英文読解の第一歩は「主語を見つける」。
主語=前置詞がつかない最初の名詞。主語を見つけたら、必ずその名詞に「は」「が」を付ける。
※内容を把握するだけなら、前からまとまりごとに意味内容を処理し、ピリオドで終了。
②I/ lived/ (in various cities).
S V M
訳:私は/住んだ/いろいろな都市に
→私はいろいろな都市に住んでいた。
※live(住む)は自動詞で、後ろに名詞を直接続けない。
③We/ should get/ (to the theater)/
S V M
(as early)/ (as possible).
M M
訳:私達は/到着すべきだ/劇場に/同じくらい早く/可能なのと同じくらい
→私達はできるだけ早く劇場に到着すべきだ。
※get to~:~に到着する。
※as~ as possible:できるだけ~
④I/ always listen/ (to the radio)/
S V M
(on my way)/ (to work).
M M
訳:私は/いつも聞く/ラジオを/私の道の上で/仕事への
→私は仕事へ行く道の上でいつもラジオを聞きます。
→私は仕事に行く途中、いつもラジオを聞きます。
※listen to~:~を聞く。
※listen(聴く)は自動詞で、後ろに名詞を直接続けない。
※on one’s way to~:~へ行く途中で。
⑤The number/ (of COVID-19 cases)/
S M
is decreasing/
V
(due to widespread vaccination efforts).
M
訳:数は/新型コロナウイルスの症例の/減少している/広げられたワクチンの努力のために
→新型コロナウイルスの患者数はワクチン接種の取り組みの拡大のために減少している。
※”the number of~”(~の数)は、意味上では「~」に重点があるが、あくまで主語は「文の最初の名詞」なので、”the number”が主語になる。
※due to~:~のために(原因、理由)。
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