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1Syllable 1 Noteで英語で歌おう

英語でピアノでは、アメリカのピアノテキストをメイン教材にしています。
子ども向けのピアノテキストに入っている曲には、歌詞がついているものが多く、ほとんどのテキストには、歌入りの音源も付いています。
そのような子ども向けの歌の歌詞は、基本的に1 Syllable 1 Note (1つの音符に1音節)のルールに則って作られています。
英語でピアノでは、日本人が英語を学ぶ際に苦手な英語のリズムを、この1Syllable 1 Noteで歌うことで、自然と学んでいけると考え、歌の動画を配信し続けています。

syllable (シラブル・音節)については、日本の英語・英会話教育では、まだほとんど取り上げられていないのですが、英語ネイティブの子供たちは4、5才のころから、「この単語はいくつのsyllableでできている?」というような問題をやっています。

英語の辞書を引くと、例えばパイナップルだと「pine-ap-ple」というように3syllableとわかります。カタカナで書くとしたら「パイ・ナ・ポー」という感じでしょうか。

ところが、いわゆるカタカナ英語で発音すると「パ・イ・ナッ・プ・ル」と5音節になり、もとの英語とはリズムが全く違ってしまいます。
日本人の英語が通じくいことが多いのは、このカタカナ英語が多いためでもあると思うのです。

そこでそのsyllable の数を正確に音符に振り分けられている楽譜を見ながら歌う練習をすれば、楽譜を読める人は自然と正しいsyllable で英語らしいリズムが身につくというわけです。

わかりやすい歌でいうと、

「ジングルベール、ジングルベール」

「タン・タタ・ターンタ、タン・タタ・ターンタ」と

「Jin-gle bells  Jin-gle bells」

「タン・タン・ターン、タン・タン・タン・ターン」

リズムが全然違いますね。

このように1 Syllable 1Noteにこだわってアップしてきた歌の動画が、英語でピアノWebサイトには100本以上あります。

https://eigodepiano.com/tag/chris_1syllable/

NHK教育テレビ「えいごであそぼ」の4代目お姉さんであり、首都圏の電車のアナウンスなどでも有名なクリステル・チアリさんに作って頂きました。
4年間、積み上げてきた歌たちを、ぜひ生でもお届けしたく、先月初めての対面コンサートを開催しました。
そのダイジェストをYoutubeにアップしていますので、ぜひご覧になってくださいね♪

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