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大学のレポート・卒論・論文の基礎 序論の書き方・問いを見つける



 レポートって作文や小論文とどう違うのだろう。大学に入っていきなりレポート提出といわれ、作文のような感じで自分の考えを書けばいいのかなと思っている大学生が多いのではないでしょうか。さらに、大学院に入って専門分野については様々学ぶことができても、論文とはどういうものなのかという、論文の書き方についてしっかり学ぶことなく、修士論文を書いたり、学会誌や国際誌に投稿したくても論文の書き方がよくわからないという大学院生もいるのではないでしょうか。ここでは序論の書き方について、さらに、卒論・論文にとって最も重要な「問いを見つける」ということについても解説していきます。

レポート・卒論とは
レポート・卒論の特徴として以下のことがあげられます。

「問い」が立てられている
「問い」に対して「答え」が示されている
客観的な事実(資料・データ)に基づき論証されている
「序論」⇒「本論」⇒「結論」
表現は明確に、分かりやすく、シンプル
レポート・卒論の構成
レポート・卒論は大きくわけると以下の3つに分かれます。

序論   
 問いを提示する
本論  
 答えを導くための論拠や根拠を挙げる
 自分の主張をいうために客観的な証拠(論文やデータ)
 を並べて主張する
結論
 問いに対する答えを提示する
 全体のまとめ(新しい意見は出さない!)

序論
  序論の書き方について説明します。序論は逆三角形に書いていきます。


例を一つあげます。

 世界中で小学校で英語教育が始まり、早期英語教育が盛んになっている。特に、アジアの中でも韓国が早期英語教育が進んでいる国の一つといわれているが、韓国の早期英語教育はどのように進んでいるのであろうか?

わかりやすく場所を取り上げましたが、世界→アジア→韓国というようにどんどん特定なことに絞り込んでいます。

問いが韓国の早期英語教育はどのように進んでいるのであろうか?
になりますので、本論でそれに答えていきます。

詳しい説明は以下の動画をご覧ください。


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