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授業のヒント

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今日から授業で使えるアイデアやSmall Talkの実践例を紹介しています。
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#教科教育

小・中#9-1: How many national holidays in June? 「6月には休日がいくつありますか?」(前)

例年ゴールデンウィークの連休が終わると、カレンダーを見たくなくなること、ありませんか? 連休明けから7月の「海の日」(7月第3月曜日ですが、2020年は7月23日に移されましたね)まで、祝日がありません。10週間以上、カレンダーの月曜日から金曜日の間に赤い数字が見つからない・・・。 今回は「祝日」の数や月ごとの日数をトピックに、数を尋ねる表現などを使って Small Talk を展開してみたいと思います。 【展開例1】 《基本的な語句を確認》 T: Look! T

小・中#8-2: Guess what? 「当ててみて」(後)

前回は、学校再開後の英語の授業で「児童生徒同士で向き合ってやり取りする」活動を行いづらいという状況がある中で、  ● 指導者と児童生徒のやり取りを大切にすること  ● そのやり取りを他の児童生徒にしっかりと聞かせること  ● 横向きに並んで座っていても扱いやすそうな活動を行うこと などの条件を考慮しながら「Guess what?(当ててみて)」というテーマでお話をしました。 特に前回考えてみた「やり取り」は、  ● What do you have in your pen

小・中#8-1: Guess what? 「当ててみて」(前)

It never rains but it pours. / When it rains, it pours. 全国的に梅雨入りし、ことわざとしての意味合い(良いことでも、悪いことでも、何かが起これば続けて起こる)ではなく、文字通りの「降れば土砂降り」のような天気が続いていますね。 6月も半ばとなり、臨時休校明けの多くの小・中学校で英語の授業が始まったと伺っています。ただ、「児童生徒が向き合わないようにしている」、「英語の歌はやめている」、「教室を動き回って対話することはし