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横浜F・マリノス2019シーズンCK守備の趣味でしかない予想編

はじめまして。「自分はGKだけど愛するプレーはヘディング」といういかにも信用できないやつ、えいとまんと申します。

あと1週間で2019シーズンも開幕してしまいます。めっちゃ早いです。正直なところ、このnoteを書くより先に就活のESを書かなきゃいけないなんてことは言えません。2週間後の就活情報解禁より来週の開幕、ということで眼前に迫ったことを書きたいと思います。

では、自分の大好きなヘディングどっかーんが大量発生する場面、CKについてあくまでも自分の趣味の範囲から出ない範囲で、期待も込めながら予想したいと思います。先に言い訳をしますが、今回はCKの守備の予想だけです。攻撃の場面は2018シーズンのハイライトが少なかったので予想しずらいためやめときます。またFKについてはファウルの位置によって守り方は無限大なのでやりません。(めんどくさいだけ)

戦力確認~ヘディングは身長ではない、タイミングと闘争心だ~

具体的な話に入る前に、山脈を形成するための戦力(スカッド)確認をしたいと思います。とりあえず1-4-1-2-3のフォーメーションだと仮定して、背番号順に羅列してみます。

GK:パク(180)、飯倉(181)、杉本(187)、原田(188)

CB:ドゥレ(186)、勇蔵(184)、チアゴ(185)、畠中(184)

LSB:ティーラトン(171)、高野(171)

RSB:広瀬(176)、松原(180)

アンカー:扇原(185)、喜田(169)

IH:大津(180)、天野(175)、山田(175)、三好(167)

LWG:マルコス(167)、遠藤(175)、椿(169)

RWG:仲川(161)、イッペイ(177)

CF:(182)、エジガル(174)、山谷(176)

合計:26人

だいぶ少数(去年の優勝と2位のチームは今年30人、3位は33人)ですが、ポジションで考えた場合は小倉SDの「各ポジションにレギュラークラスを2名」という言葉通りのスカッドなのではないかと思います。師匠のような存在であり、同じく少数スカッドを編成しているマン・シティさんがメンディの負傷によって、結構たいへんなコンバートなどやりくりに苦しんではいますが、マリノスでは日暮さんをはじめとするスタッフの方々が怪我の翌日には完治させてくれると仮定して話を進めましょう。

あと、個人的にかなり気になる点があります。それは「160cm代の選手多くね」という点です。喜田・三好・マルコス・椿・仲川と5人います。日本人の平均身長が170.7cmというのをどこかで見かけた(自信なし)ので、個人的にはかなり低いと思います。反対に180cm代のFP(GK以外)の選手も8人とそんなに少ないわけではないので、出場する選手によって高い/低いが変わってくるのではないかという予想を1つ立てておこうと思います。

また、今シーズンはアウト(引退・完全移籍・期限付き)の選手も多くいるので彼らの身長もメモ的に記載しておきます。

ミロシュ(187)、中澤(187)、伊藤(184)、町野(184)、生駒(184)、鈴木(184)、西山(180)ウーゴ(178)、ユン(178)、下平(178)、ダビド(178)、金井(175)、和田(176)、中町(174)、ブマル(174)、山中(171)、吉尾(168)、堀(164)

それでは、やっとCKについてです。

まずCK守備には、大きく分けて2つの方法があり「ゾーンマーク」と「マンマーク」です。一般的に、ゾーンでの守備対応のメリットは、ゴール前にスペースができにくい、味方のカバーをしやすいといった点があり、逆に数的不利になったり、マークの受け渡しなどの連携が必要であったり、ショートコーナーなどの揺さぶりに弱いといったデメリットもあるとされています。反対にマンマークでの守備は、自分のマークに集中でき、ミスマッチも発生しづらいというメリットがあり、フリーのスペースを作られたり、反則がおきやすい点や相手の人数に選手を合わせるためカウンターに移行しづらいというデメリットがあります。

しかし、近年では(特に去年のワールドカップ)マンマーク型のデメリットが新たに見えてきました。それは事前に準備されたスクリーンプレイでフリーの選手を作られやすいという点と、VARによってファウルをとられやすくなったという点です。そのため、ヨーロッパではゾーンとの併用型やゾーンに変更するチームが増えてきていて「トレンド」と言えます。

2018シーズンCKからの失点シーン大全集

では、今年の予想をします!とはいきません。分析です。ということで昨シーズンのCKからの失点シーンをまとめてみました。確認もれが多分ありますし、自分自身失点シーンしか見ない作業はものすごくしんどいですが、そこは「強い気持ち」で振り返りたいと思います。ではいきましょう。

CKからの失点は全部で7ゴールでした。PCスキルがないので、(あと単純にめんどくさいので)手書きの図になりますし、動画もピン止めのやり方がわかりません。お許しください。

①6/2 ルヴァンPO vsヴィッセル神戸 1st leg ワタナベカズマ選手のゴール

雑な写真には触れないでください。絶対です。

まずはこの試合。この時期はゾーンとマンツーの併用を試み始めた時期でした。大津180・松原180・扇原184(去年の公式は184)・山田175がラインを形成し、中澤187・金井175・天野175・山中171の順で相手のヘディンガー順にマークにつくという狙いです。ゾーンに人員を割いているため得点した千真はノーマークでした。その上で担当するゾーンとしては山田175のエリアですが、182cmの千真との対決は分が悪く、たたき込まれてしまいました。個人的な感想としては、この形で守るのは無理だと思いました。おそらく、セットプレー担当(なはず)の松永コーチも同じ考えだったかと思います。

マリノスのヘディング1番手の中澤を相手の1番手に当てて、2扇原3松原4大津をラインに組み込んだパターンです。残りでラインとマークです。

言及し忘れていましたが、2018シーズンはCKの守備配置を何度か変更していて、二アポストのストーン+マンマークからフルゾーン期を経て、この併用型になっていました。

②7/18 16節 vsベガルタ仙台 蜂須賀選手のゴール

この試合は8-2だったということもあり、忘れられがちですがきっちり2点とられています。目指せクリーンシート。

夏場の怒濤の15連戦の1つでしたが、この場面でもゾーンとマンツーの併用です。ウーゴ178・大津180・ボンバー187・松原180でラインを形成し、扇原184・金井175・天野175・山中171・ブマル174の順でマンマークです。蜂須賀180のマークは天野175、ヘディングの場所は大津とボンバーの中間ですので、この3人で上手く処理したい場面でした。

この試合では1番手中澤の位置が変更されています。二アから3番目、ゴール中央あたりにセットし、ゾーン担当になっています。反対に2番手の扇原が相手の1番手のマークになっています。


③7/22 17節 vsFC東京 岡崎慎選手のゴール

悪夢の2-5のあの試合です。この試合でも天野175・伊藤184・ボンバー187・松原180のライン、扇原184・金井175・遠藤175・山中171の順のマーク、岡崎は遠藤のマーク、競り合った田邉175はノーマーク、森重?は金井のマークでした。飯倉、中澤、金井さんが踏ん張りたかったシーンです。

前節同様のゾーン編成、マーク担当でした。

④8/1 19節 vsサンフレッチェ広島 パトリック選手のゴール

悪夢の再来1-4で負けた広島戦です。いやな記憶なので手短にします。書いている自分が言うのもあれですが、僕はもういやです。この試合はウーゴ178・ドゥレ186(new)・ボンバー187・松原180のラインで、扇原184・遠藤175・山中171・喜田169の順のマークです。ゴールしたパトリックについていたのは扇原です。扇原、松原、中澤あたりで防いでほしかったです。

ですが、1つ疑問が、、それは前節までは2番手が相手の1番手をマークする方法だったのに、ドゥレの加入で3番手になった扇原がパトリックをマークしたことです。ちょっとのことだけど気になります。今からでも番記者にはインタビューしてほしいです。というか18節は台風で延期だったので、3節続けてCKから失点したんですね。。。。

⑤8/22 天皇杯 ラウンド16 vsベガルタ仙台 ジャーメイン良選手のゴール

このシーンです。僕はチアゴがゾーンなのかマークなのか微妙なところですが、マークだったんじゃないかなと思います。そうだとすると、ウーゴ178・ドゥレ186・中町174・ユン178のラインとチアゴ185(new)・畠中184・イッペイ177・喜田169・仲川161になります。

仙台としてはチアゴとイッペイのマークの2人がどちらも二アへよりスペースを作り、ハーフナーとジャメが飛び込む形を用意していたように見えます。ハーフナーは畠中がブロックできていたので、ジャメの対応はゾーン要因のドゥレ和尚のはじき飛ばしてもらうか、飯倉が正確な対応をするかしないといけない場面です。

まず、ドゥレファー過ぎです、ウーゴニア過ぎです。そして、中町のところ、なぜ会長がそこなのかわかりません。広島戦の時ではそこは中澤でした。畠中とチアゴをマンマークにするのは悪い策ではないように思いますが、ちょっと不思議です。この試合は控え組中心だったこともあってあまり整備されていないかもしれませんが。

⑥10/10 ルヴァンカップ準決勝 vs鹿島アントラーズ 1st leg 犬飼選手のゴール

このゴールはロスタイムで相手がすぐに蹴ったこともあって、全然準備できていません。よって分析しません。ですが、この直後のウーゴ様の再勝ち越しゴールは興奮しましたし、叫びました。タイのドンムアン国際空港のチェックインにユニを着て並びながらスマホでこの試合を見ていました。全員に入国できないと思われましたが、なんとかなりました。よき旅の思い出です。

⑦11/3 31節 vsFC東京 チャンヒョンス選手のゴール

最後の失点です。強い気持ちでいきましょう。

このシーン、東京は準備してきた策を披露しました、それは「うちの強いのとお前のとこの強いの、どっちが強いか勝負や」ってやつです。大将戦なわけです。つまり、自分たちの選手を全員二アに走らせてそのマーカーも二アに移動させる。そしてできた広大なスペースでチアゴ185とチャン187の一騎打ちをせられて、負けた。以上です。

って、え??ってなりませんか?そうです、マリノスはまた守備のやり方を変えたんです。これまでは4人がかりでラインを形成するやり方でしたが、シーズン終盤は二アストーン2枚+マンマークという少しマンマークに比重を置いた型に変更しました。

この試合では、ウーゴ178と扇原184がストーン役、ドゥレ186・チアゴ185・松原180・イッペイ177・喜田169・天野175・山中171の順でマークしていました。もしかしたら和尚とチーちゃんは逆かもですが。

以上がCKからの全失点になります。もうHPがないです。

2019シーズンCK守備予想

やっとです。ようやく本題です。

僕は2度目の東京戦で失点はしましたが、二アストーン2枚+マンマークを今シーズンも継続するのではないかと考えています。それは昨シーズンのスカッドを考慮すると2CBの対人能力が生きる点が最も大きな理由です。しかし、今年のスカッドの身長を考えると、場合によってはゾーン重視にしてくる気もします。

2/8のセレッソ大阪との練習し合いや、2/16の非公開試合(どうやら東京とのうわさですが)のスタメン候補が今日(2/18)時点のスタメン候補でしょう、そこで番記者さんのこの記事を参考にしますと、

飯倉 高野171 畠中184orドゥレ186 チアゴ185 広瀬176 喜田169or扇原185(+1) 天野175 三好167 マルコス167 エジガル174 仲川161といったメンバーがスタメン候補と呼べるのではないでしょうか。

ドゥレと畠中はについては、どちらが出ても1番or2番手なのであまり気にしません。しかし、扇原か喜田かという点と松原ではなく広瀬という点は見過ごせません。

まず、ストーン2枚です。エジガル174はおそらく去年のウーゴの位置で確定だと思います。FWはあまりマークが得意でない場合が多いためです。もう1枚のストーンですが、ここから、扇原と喜田の2通りで考えます。

・扇原のとき

マリノスはここは3番手の選手が務めることになるため、チアゴ185、ドゥレor畠中に続く扇原185がストーン役になるかと思われます。そしてマンマークにCBコンビの1・2番手、広瀬176・天野175・高野171・三好167orMJ167の順でマークにつき、仲川が前に残ると思われます。

・喜田のとき

チアゴ185、ドゥレor畠中に続く3番手が広瀬176のため、広瀬(天野)がストーン役になるかと思われます。そしてマンマークにCBコンビの1・2番手、天野175・高野171・三好167orMJ167の順でマークにつき、仲川が前に残ると思われます。

つまり、開幕戦のガンバをTM川崎戦とすると、キム186ファンウィジョ184三浦183オジェソク遠藤178小野瀬アデミウソン176藤春175倉田172矢島171となる。そのため、喜田がスタメンの場合天野が三浦弦太かファンウィジョとマッチアップすることになる。個人的には恐怖でしかない。。。。。

そのため、4人のラインパターンも考えます。まとめると以下になります。

結論:今年もCK守備はかなりドキドキハラハラすることになりそうです。飯倉神にみんなで祈りを捧げましょう。

CKの守備だけを考えたら広瀬176→松原180、扇原185>喜田169、三好167→大津180、MJ167→渓太175、仲川161→イッペイ177、エジガル174→李182なんですけどね。そんなことを言うのはやめておきましょう。

それでは、大変恐ろしい長文になってしまいました、多分別れ際のカップルより長文の初投稿を終わりにしたいと思います。最後までよんでいただき本当にありがとうございました。

最後に、2018シーズンで気まぐれにとったCK守備時の写真を貼るので、セットが違うことからいつの試合か予想してみてください。では。


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