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【ゲームレビュー】160時間プレイしたペルソナ5スクランブルの可能性【ネタバレなし】

どうもエイトゲーマーズといいます。
2020年からYouTubeにゲーム動画をUPしています。

今回は僕のゲームチャンネルで最初に取り扱ったゲームタイトル
ペルソナ5スクランブル ザ・ファントムストライカーズ(以下P5S)を
約160時間プレイしたレビューをします。

アートボード33 1

僕のゲームチャンネル的には
初めての2000再生超え、高評価(低評価もw)、コメントをいただく、字幕動画の作成、カット編集、PhotoShopによるサムネ作成などなど初めてづくしのゲームタイトルで
思い入れのあるタイトルとなっています。

よくP5Sレビューにありがちな
ストーリーがちゃんと続編だった、とか
無双のつもりで買ったのにペルソナ風アクションだった、
みたいなレビューを今さらやっても面白くないので以下の観点でレビューしてみます。
ストーリーには触れませんのでほぼネタバレなしです。

■UI(ユーザーインターフェース)の可能性

もはやオリジナルのP5(またはP5R)のクオリティが高すぎるので
比較するのも酷というものですが、
コエテクがんばったな!といえる見栄えだと思います。

基本はP5の世界観をしっかり表現できています。

ただやっぱり多少の違和感はありましたけど…

・フォントのチョイスがダサい

アートボード33 1

デザイナーでもないので素人目線ではありますが、
なんでそのクソダサフォント選んだのか説明してくれ…
といいたくなるチョイス。
一見ペルソナ5らしいっちゃらしいんですが…
なんというか絶妙に同人誌っぽい素人感を感じるんですよ…

でも見た目はまずまず。ただしここが問題!

・システムメニューのテンポの悪さ
オリジナルP5のメニューを見たときは度肝を抜かれました。
そしておかしいのはあれだけの情報量で視認性が高く、操作性も良い。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル_20200708091801

操作性がいいというのはキー操作のレスポンス(反応)が速く、
ストレスを感じないんですよね。
むしろ心地よさすら感じてしまう

P5無印を初めてプレイしたときあまりにこの
見た目のカッコよさキーレスポンスの心地よさ
このメニューを数分間カチャカチャ操作してるだけ
という謎の時間の過ごし方をしました。

だって気持ちいいんですもん。

開発者の解説をなにかで読んだんですが、
正直、そこまで考えてたのか!という驚きがありました。
かなり、こだわり抜いていますよね。
もう見事というしかないんです。

そして本作P5Sは見た目はまぁ及第点というとこだと思うんですが

レスポンスが悪い(遅い)!

ほんとにちょっとしたことなのですが、
絶妙に、ギリギリ、ストレスを感じてしまうラインなんですよ。

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3Dモデルを起用しているせいなのか、
単に演出いれちゃってるからなのか
詳しいことは分かりませんがテンポが悪い!

ここは本家を見習って欲しかった。

とはいえ。コエテクのUI担当の方もかなり荷が重いとは思います。
もう本家は化け物みたいなもんですから。

そういう意味ではコエテクもここまでペルソナ5らしさを出せるんだな、
と可能性を感じました。

■システムの粗さ、不安の的中

システム面で気になったところがいくつかあります。
そしてこのゲームに限らず個人的な持論としてあるんですが。

前作でできていたことが続編でできないストレス

です。

初めてプレイした瞬間、むしろP5S体験版の時から感じたのですが

・イベントシーンのスキップができない(1週目はNG。2週目から可能)
・会話シーンでオートでセリフ送りができない

です。(※P5S発売後2週間後くらいにアップーデートで改善されました)

改善されたのでまぁまぁ良しとします。
アプデで直さないところもありますからね。

でも言わせてもらいますが、
前作で普通にできていたことが続編でできないとめちゃくちゃ不安になるんですよ。
このゲーム大丈夫か?って。
コエテクさんやらかしてません???って。

こんなのアプデでなくても
最初っから当たり前に入っていないといけない要素です。
だって前作でできるんだもん。
なんで最初からいれないの?

こういう不安は割と的中して、あぁツメが甘いなァ…
と思うことがしばしばありました。

・セーブ画面でフリーズ。時間無駄になる。
そしてイベントシーンがスキップできないコンボでさらに余計時間がかかる。

160時間プレイしている中で、セーブ画面を開いたら固まる、
というのを4回ほど経験しました。

セーブができないので泣く泣くリセットするしかない。
160時間で4回なら少ないほうだしまぁ我慢するとしてもです。

この1週目ではイベントシーンがスキップできない、のコンボでまた
時間を食うハメに。イライラが加速します。

・さては周回させる気ねェな?

やり込むために同じボスに何度も挑戦する。当たり前です。

最強ボス「刈り取るもの」。

本当ならメニューから即再戦できるのが望ましい
ただし世界観的な都合でジェイルに入らないといけない。
これは100歩譲って良しとしましょう。

出現位置がチェックポイントから遠すぎる。
まぁ最強ボスですし。
100歩譲って遠いのは良しとしましょう。

ただ遠いせいで道中、ザコとのほぼ強制戦闘が多いんですよ。
まぁペルソナポイントとかメリットもなくはないので時間はかかるけど
100歩譲って良しとしましょう。

ギミックのレールの移動速度が遅い。
もう、あのレールの移動速度を考えたひとはクビです。
というか、あんなレールのギミックなくていいよ!

もう何百歩譲ったらいいんだよ!
もう譲れないよ!

そんなストレスと戦いながら最高難易度リスキーの刈り取るものを
30体倒して作り上げた動画。

ゲームは面白いのに、こういう細かいところでケチつけたくなる
ほんとに惜しいゲームです。

■それでも楽しかったです(小並感)

160時間プレイしておいて文句ばっかりいってるようですが。

本当に楽しかったです
それは自分の160時間というプレイ時間が物語っています。
こんなにプレイするつもりなかったですから。

キャラクターはちゃんと差別化されていて
原作のイメージ通りの立ち回りができる。

なにより怪盗団のメンバーを「自分で操作」してアクション出来る
という快感

ここも詳しいことは分かりませんがアクションのモーションに関しては
何の違和感もなく素晴らしいの一言です。
世界観に入り込み怪盗団になり切れる。
続編を望んでいたユーザーにとってこんなにうれしいことはないでしょう。

アクション自体もちゃんと「ペルソナらしい爽快感」がある。

数々のコラボ系無双をやってきたコエテク(Ωフォース)ならでは、
じゃないでしょうか。

原作とは違う他社がこの正当ともいえる続編を
ジャンルまでかえているのに
ここまで成功しているといえるゲームはそう思いつきません。

まぁしいて言えばあの娘とアイツが一切でてこないのが残念。

是非ストーリーに絡まなくともキャラだけDLCとか
サイドストーリーとか
ifストーリーとかとかとか
欲しくなってしまいますね…

是非P5スクランブル2をお願いします…

というわけで初めてのゲームレビュー(愚痴)でした。
コエテクの皆さん、いろいろ言ってごめんなさい。
面白いゲームをありがとうございました。

ではまた。

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