映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』興行収入を公開前に予想！
映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の興行収入を"公開前"に予想しました。
最新の興行収入は『名探偵コナン 黒鉄の魚影』興行収入と観客動員数の推移をまとめた記事で更新していきます。
私は『映画予報』という映画メディアを運営しており、これまで300作品以上の興行収入を分析してきました。その前には映画館で正社員マネージャーとして勤務していた経験もあります。
そんな経歴を持つ私が、映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の興行収入はどこまで伸びるのか予想していきます。
興行収入を予想するには、過去のデータを参考にするとヒントが見えてきます。今回は以下目次のデータを参考に『黒鉄の魚影』の興行収入を予想していきます。
【ご案内】
これを言っては元も子もないのですが…
公開前に興行収入を予想するのは無謀です。興行収入は公開後の話題性・評判などで大きく変わることもあるため、公開前の時点では過去のデータなどを参考に予想する他ありません。
本記事はあくまでエンタメの一つとしてお楽しみいただけますと幸いです。
『劇場版 名探偵コナン』の歴代興行収入を振り返り（直近6作品）
『劇場版 名探偵コナン』直近6作品の興行収入を振り返ります。
2018年に公開した『ゼロの執行人』以降、『緋色の弾丸』を除き興行収入90億円を突破しています。（緋色の弾丸が76.5億円止まりになった理由はコロナウイルスによる影響が大きいと考えられます）
前作『ハロウィンの花嫁』はシリーズ歴代最高となる97.8億円を記録。
『緋色の弾丸』を除いては順調に成績を伸ばしてきた経緯もあるので、今回は初の100億円突破に期待がかかってもおかしくないかなと思います。
その他シリーズの興収は劇場版名探偵コナンの歴代興行収入ランキングをご覧ください。
※『黒鉄の魚影』の興行収入と観客動員数の推移はこちらの記事で更新していきます。
どちらの記事も上映中は毎週更新する予定なので、よければブックマークしてたまに確認してみてくださいね。
『名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』の興行収入から予想
2023年1月6日(金)に劇場公開された映画『名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』は、TVシリーズ『漆黒の特急（ミステリートレイン）』を軸に 灰原哀の過去話と新規映像で再編した特別編集版です。
今回の新作『黒鉄の魚影』とも関連性の高い作品として注目されました。
『名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』の興行収入は公開52日間で7.3億円を記録しています。
7.3億円という数字だけを見れば、特別高くも低くもないといった印象です。
2021年に公開した『緋色の弾丸』の特別編集版映画『緋色の不在証明』の興行収入は12.4億円を記録。
こちらと比較してしまえば『黒鉄のミステリートレイン』の数字はやや弱いようにも見えます。
しかし『緋色の不在証明』はコロナ禍のなか上映されていたり、『緋色の弾丸』の公開が1年延期した背景もありました。かなりイレギュラーな状況だったため、今回の作品と単純比較できるわけでもなさそうです。
【動画配信について】
4月7日(金)より各種VODで動画配信開始となりました。
一部VODでは見放題（視聴料金0円）でご視聴いただけます。
最新情報は『黒鉄のミステリートレイン』動画配信を視聴できるVODを紹介した記事をご確認ください。
『黒鉄の魚影』公開前に一見しておくと新作をより楽しめるのではないかと思います。
登場キャラクターから興行収入を予想
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』には、黒ずくめの組織、バーボン（安室透／降谷零）、赤井秀一（ライ）などの人気キャラクターが大集結しています。
彼らが出演した映画（過去6作品）の興行収入を振り返ってみましょう。
黒ずくめの組織
・純黒の悪夢：63.3億円
バーボン（安室透／降谷零）
・純黒の悪夢：63.3億円
・ゼロの執行人：91.8億円
・ハロウィンの花嫁：97.8億円
赤井秀一（ライ）
・純黒の悪夢：63.3億円
・緋色の弾丸：76.5億円
この中では安室透の出演回数が3回とトップになっており、興行収入90億円を超えた3作品中2作品に出演しています。
安室透はヒットメーカーとして重要なキャラクターと言えるのではないでしょうか。
黒ずくめの組織は2016年の『純黒の悪夢』以来6年ぶりに登場。
『純黒の悪夢』より前の作品は興行収入は最高でも44億円止まりとなっていますが、彼らの登場によりシリーズ初の60億円超えとなりました。
この面から見ても、人気が高いことが分かります。
赤井秀一は『純黒の悪夢』以降から登場しており、2021年の『緋色の弾丸』ではメインキャラクターとして起用。興行収入は初日3日間で22.1億円、累計76.5億円を記録しました。
初日3日間の成績はシリーズ歴代最高の記録となります。『ハロウィンの花嫁』の19.0億円より+3.1億円を上回る結果となっているので、多くの人が期待していたことが窺えます。
累計成績はご時世的な影響を受けてやや低くなるも、2021年公開映画の興行収入ランキング2位を記録する大ヒットとなりました。（1位は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で102.8億円）
近年のヒットメーカー3人が同時に登場。
この布陣を見る限り、シリーズ初の興行収入100億円突破を狙いにきてると思われても不思議ではないかなと思います。
金曜ロードショーで『ハロウィンの花嫁』『漆黒の追跡者』が放送されることによる興行収入への影響
4月7日(金)に『ハロウィンの花嫁』
4月14日(金)に『漆黒の追跡者』
それぞれ金曜ロードショーで放送されます。
『ハロウィンの花嫁』では今回の『黒鉄の魚影』にも登場するバーボン（安室透）が降谷零として登場。
『漆黒の追跡者』では黒ずくめの組織が登場します。
これは今回の『黒鉄の魚影』との類似性、話題作りを意識したラインナップだと言えるでしょう。
金曜ロードショーで放送後、土日に新作を観に行く人がいるのは間違いないと思うので、興行収入への影響も少なからずあるでしょう。
初日3日間の興行収入が高ければ各種メディアで取り上げられ、話題になってさらに動員増を期待できるため、初週の興行収入は要注目ですね。
>>『黒鉄の魚影』興行収入と観客動員数の推移
【動画配信について】
4月14日(金)22:50よりHulu独占で動画配信開始となります。
Huluでは『緋色の弾丸』『ゼロの執行人』『純黒の悪夢』などの人気タイトルも独占配信中。新作『黒鉄の魚影』とも関連が深い『黒鉄のミステリートレイン』も見放題でご視聴いただけます。
最新情報は『ハロウィンの花嫁』動画配信を視聴できるVODを紹介した記事をご確認ください。
IMAX・4DX・ドルビーシネマで上映することによる興行収入への影響
映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は4月14日(金)からIMAX・4DX・ドルビーシネマの同時公開が決定しています。
これらは通常料金にプラス料金が上乗せさせられるため、1人あたりの料金単価（客単価）が上がります。
つまり、興行収入は通常の映画より増えやすいということですね。
この点からも興行収入的には普通の映画より有利になりそうと言えるでしょう。
初週の週末動員ランキングを予想
4月14日(金)〜16日(日)の週末動員ランキングで1位を獲得するのはほぼ確実です。
現在、週末動員ランキング上位で大ヒット上映中の映画は『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』『わたしの幸せな結婚』『シン・仮面ライダー』でしょう。
この中でも最も興行収入が高いのは『映画ドラえもん』。4月2日までの公開31日間で興収32.9億円を記録しており、春休みシーズンは毎週+7億円ほどを積み上げる好成績となっています。
しかし『名探偵コナン』直近3作品は初日3日間で18億円〜22億円ほどの数字を叩き出しています。
ドラえもんの+7億円ではもはや太刀打ちできないレベルですね。
他に競合となりそうな作品はないため、
コナンが1週目の週末動員ランキングで首位を獲得するのはほぼ確実と言っていいでしょう。
ちなみに翌週21日(金)からは映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』が公開となります。こちらもかなりの興行収入を期待できる作品なので要注目ですね。
>>興行収入と観客動員数の推移｜東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編
それではお待たせしました。
いよいよ興行収入を具体的に予想していきます。
最終興行収入を予想
お待たせしました。
これらを踏まえて興行収入を予想しました。
『○〜○億円になるかなと予想しています。』という感じで結論を書いてます。
【再度ご案内】
興行収入は公開後の話題性・評判などで大きく変わることもあるため、公開前の時点では過去のデータなどを参考に予想する他ありません。
予想が当たっても外れてもエンタメの一つとしてお楽しみいただける方のみご覧いただけますと幸いです。
映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の最終興行収入はズバリ…
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