見出し画像

『モスキートコースト』、関連

暑い夏に冷たいものはありがたい。冷凍冷蔵庫は便利です。
冷蔵庫といい、氷は、…文明の利器といえる気がする。

平安時代の頃、貴族たちは氷室に保存されていた氷を夏でも使っていたそうだ。
氷室、といえば、信州小諸に氷室という地名がある。 もちろん、小諸藩時代氷室があった所、だと思う。 千曲川の左岸(下流に向かって)、御牧ケ原台地が千曲川に落ち込む辺りの坂の集落だ。

文明の利器としての氷、というと、映画『モスキートコースト』を思い出す。
中米・未開の熱帯地にでっかい製氷機を造り(正確には種を保存するために氷が必要だったからだが)理想の生活をつくろうとする男とその家族の物語だ。
傷ついた男を乗せた家族の船からズームバックしていってみせられた向こうには海、そのラストシーンがたまらなかった。私の大好きなラストシーンの一つだ。

これで私はハリソン・フォードとピーター・ウィアー監督を記憶した、と思う。
?ハリソン・フォードはちがうかな。『刑事ジョンブック』だったかもしれないし『ブレードランナー』だったかもしれない、が、とにかく私にとってハリソン・フォードといったら『インディジョーンズ』ではないことだけは確かだ。(^_^)


1944年 8月21日、オーストラリア、シドニー生まれ。
シドニー大学中退後テレビ局で働きだし、映像の仕事をスタート。

1975.『ピクニック・アット・ハンギングロック』              
 '77 『ザ・ラスト・ウェーブ』
'85 『刑事ジョン・ブック/目撃者』                                   
  '86 『モスキートコースト』    
  '89  『今を生きる』    
'90 『グリーンカード』 
'93 『フィアレス』 
'98 『トゥルーマンショー』 
'03 『マスター・アンド・コマンダー』
'10 『ザ・ウェイバック』


『刑事ジョン・ブック目撃者』『モスキートコースト』『今を生きる』『グリーンカード』『トゥルーマンショー』
以上五本、  もひとつ、『フィアレス』も見た、のだけれど・・?
 
2003年の『マスター・アンド・コマンダー』は、戦争(アクション?)ものらしいし、何よりも、ハリウッドへ行ってからの『刑事ジョン・ブック目撃者』よりも前の、『ピクニック・at・ハンギングロック』や『ザ・ラストウェーブ』が、アボリジニの人たちが出ているらしくて、 (情報もとは後記)、 こちらの方をみてみたくなっているのだが。・・?さて。手に入るかな?

つまり。
この人、なんか特徴ないよな感じ・・?
よく解んない・・
とにかく。
『モスキートコースト』は、私のお気に入り映画のひとつ。
ラストシーンがよかった。


 情報もとの本。
「映画で読むアメリカ」
朝日文庫。  1995.7.1.第一刷発行。
著者、長坂寿久
 長坂寿久・・1942年神奈川県生まれ。明治大卒後、日本貿易振興会、入会。  シドニー、ニューヨーク駐在。   本書発行時、JETOROアムステルダム事務所長。
 【映画、見てますか? 映画は現代を読み、未来を予見する最適の教材であり、グローバル化時代の国際交流の最良の手段。 昔に比べて映画をみなくなったな、と感じる日本の大人たちに贈るスクリーンを通してのアメリカ社会論。】
  
  この本に関して、あらためて別記、予定。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?