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待ちきれなくて...

ハイスクール最後の卒業パーティを舞台に学生たちの恋の行方を描いた青春コメディ

今でこそ定番のティーンの青春グラフティやプロムを舞台にした作品は多いが、まさに本作はお手本のような教科書的作品であった。

高校最後の卒業パーティーで登場人物各々の大群像劇が繰り広げられスクールカースト上位だろうが下位だろうが誰もが主役になれる夢のような一夜で各々のバッグボーンが交差しはじけ飛ぶようなカオスでギラギラしたこれぞ米国のパーティといわんが如くの世界は、正直羨ましく人生で一度はこんなパーティに自分も参加してみたいと思わせる魅力的な空間であった(笑)

そんな中でも、3年間思い続けた“憧れのヒロインに告白しようと奮闘する、冴えない主人公のプレストンの奮闘劇は特に見ものであり、運命ってやっぱりあるのかと思わせてくれる展開は胸熱で甘酸っぱく!ヒロインのアマンダ役を演じた。ジェニファー・ラブ・ヒューイットが兎に角キュートで可愛らしかった。

時代背景が90年代ということもあり、ダサかっこよくもあり(笑)この時代特有のファッションから文化まで思いっきり堪能でき、お腹満腹であった!そして一夜限りの夢の様なパーティーが終わり、夫々の青春から新たな旅立ちの姿は哀愁を感じさせつつも、人生は素晴らしいと感じさせてくれる作品であった。

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