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MEG ザ・モンスター

未知の深海溝から約200万年前に絶滅したはずの巨大なサメ「メガロドン」が目を覚まし大暴れするパニック映画である。

アメリカ映画なんだけれども、お金を出資したお国柄の背景がモロ出ており中国テイスト全開なサメ映画(笑)

しかし、ジョーズやディープブルー以降はコミカルで違った方向性のサメ映画(最高)が増えてた渦中に、爆弾を落とすかのような正統派なサメでしかもバカでかい(ここ重要)夢にまで見たかのような、昔図鑑で見ていたメガロドンが大画面で大暴れするなんていったらみんな見に行っちゃうものだ!しかも、サメ退治に駆り出されたのは鉄人ステイサムとあっては更に期待度とテンションが跳ね上がるのは間違いなく!

キャストと設定は完璧であったのだが、ジョーズやサメシリーズを見ていると若干の違和感がアレ?アレアレ!?的な感じが多々あり。えっここで!?と思わせてからのROUND2 ファイッ!の展開は予想だにしなくて斬新で面白かった。

20mちかくあるバカでかいメガロドン🦈に近ずいてもビビることなく、果敢に海に潜ったり戦うステイサムは、もう人間とは違うバケモノを見ているかのようで、唖然とさせられっぱなしであった。ハゲだけどその勇姿は光っておりかっこよく!それから、ヒロインのメイク海に入って上がっても落ちず崩れずでどうなってんだよとツッコミ入れたくなるくらいメイクの下が気になった(笑)

ファミリー層向けなのか、あまり残酷なシーンは少なめで、もっとメガロドンの恐怖を期待したのだが、若干拍子抜けであったが、その代わりにステイサムのシャワーシーンやサービスシーンは多目で女子はきっと歓喜したことだろう(笑)!

クライマックスでメガロドンに挑むステイサムの漢気たるや、漫画「バキ外伝 疵面」で同じくメガロドンと素手喧嘩(ステゴロ)で闘った花山薫を彷彿とさせるかのようでそれが実写で見れて興奮した!

ツッコミどころは沢山あったもののこれは、楽しんだもん勝ちの映画であると感じた!まさに娯楽作品である。

因みに、今作で今までに破られなかったサメ映画の1975年の原点『ジョーズ』4億7,065万ドルを破り、MEGが全世界興行収入4億7,353万ドルに到達し、サメ映画史上歴代トップになったのはある意味、感慨深いものだ!

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