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スリー・ビルボード

重かった。重かったが、それを感じさせないパワーある展開と人間ドラマの交差、先が全く読めず事前に情報を入れずに鑑賞したが正解であった。看板三枚でよくもまぁこんな話を作ったよ(褒め言葉)あらすじに「物語は予想外の展開へ」と書かれていたのも納得。

出演者の演技と脚本がとにかく素晴らしかった。特に母親で、主役のフランシス・マクドーマンドのタフさと男勝りな性格は見応えあり、母は強しというが、亡くなった娘の為にそこまでやるかというか場面もあり痛快である!そして警官でクズの塊の様な人物をサム・ロックウェルがノリノリでいい具合に熱演しておりこれまた見応えありである。ラストに関しては賛否あるが、まだまだ続くのかな?ってところで終わる不意打ちさもこの映画らしくて自分的には納得がいった!

予想だにしないストーリー展開に115分の上映時間だが、あっという間で濃密かつ濃厚な時間で鑑賞後は余韻がなかなか消えなかった程であった。

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