いのちの食べかた
我々が普段食べている食材が食卓に運ばれるまでの過程を映したドキュメンタリー作品。
鳥や豚、牛など工場の機械化などで豚の胴体を真っ二つに切り裂くシーンから、牛の額に電気ショックを与え気絶した隙に首から血抜きをし吊るし上げるシーンなど、かなり衝撃的で驚いた(この後一週間は肉類が食べれなくなる)
見ていて気になったのは労働者、機械化により解体はほぼ機械が使われるために、黙々と無機質さやロボットのように感情がなくも見えたが、殺す事に感情を持ってしまっては仕事にもならなく、誰かがやらなければいけない事なのだという現実も知った。
人は当たり前の事を、さも全て知っているかのように装ったり知ったかぶったりする。しかし実際はそんな事知る由もないわけで、食べ物に関してもスーパーやコンビニで買える事が当たり前と定義されているが、その前の段階を果たして見て考えた事はあるのだろうか?いただきますの意味も食べ物に感謝すると考えているが実際のところは?を問われているような作品であった。
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