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THE CURRENT WAR / エジソンズ・ゲーム(2020年6月19日劇場公開)

原題は「電流戦争」。エジソンが「DC=直流」、ウェスティングハウスが「AC=交流」。電気の仕組みについては映画を観る前に確認しましょうね。

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日本公開のタイトルが『エジソンズ・ゲーム』なので苦闘の末にエジソンの勝利という映画かと思いきや、全然違います。

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技術者のニコラ・テスラが鍵を握るのですが、彼にもビジネスマンとしての苦難が訪れます。

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アルフォンソ・ゴメス=レフォン監督の映像作家としてのセンスが炸裂する終盤のあるシーンの他は、本作の描き方の指針が決まっていないような気がしました。

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仇敵を演じるマイケル・シャノンもどこか存在感が発揮できずにいる感じです。

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ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドの見せ場は多いです。思い出しますよね。

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日本で公開されているのはディレクターズカット版なんです。アメリカではワインスタインカット版の公開でした。この映画の製作過程もかなりなWARです。

その戦争にホワイトナイトとして活躍したマーティン・スコセッシがカッコイイ。


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