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JUNGLE CRUISE / ジャングル・クルーズ(2021年7月29日劇場公開)

アトラクションの映画化の見本のような映画。

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ディズニーランドのジャングル・クルーズ自体、映画『アフリカの女王』からインスパイアされています。映画ーアトラクション化ー映画化という流れです。

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ハンフリー・ボガードとキャサリン・ヘップバーンの現代版がドゥエイン・ジョンソンとエミリー・ブラントというわけです。映画スターには時代を象徴するという側面がありますからこのキャスティングは興味深いです。

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映画の方はクリシェのオンパレード。アトラクションライドのお約束されたスリルというエンターテインメントに徹した感があります。

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しかも原住民もポリコレ批判が起きないように絶妙にアノニマスにしてあります。時代設定も1916年にしたことで敵役が無理なく成立しました。

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役者の演技がどうしてもオーバーアクトになりがちで、だんだん飽きてきます。観客にもアトラクションライドに乗る時のテンションを求められている気がしてちょっとしんどかった。

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