展覧会ー映画『羅生門』展
いわば映画のパンフレットが立体的に展示されているという点で画期的でした。
最近リニューアルされた東京・京橋の『国立映画アーカイブ』7階の展示会場。
『羅生門』の企画会議資料など興味深い展示物の宝庫でした。
レプリカですが、ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞のトロフィーが飾っってありました。これを見るだけでも訪れる価値があります。
当時の大映の京都撮影所に立てられた羅生門もセット。その製作に関する資料も豊富に展示してありました。
みんな大好き、海外版ポスターも「旅する羅生門」として展示があります。1本の映画が世界中を旅していくのです。
ポーランド版とチェコ版のポスター。
日本のポスターももちろんあります。その他黒澤明の直筆のファンへの返信レターが最後に展示してあり、「私も『白痴』の方が好きです」と衝撃の告白。色々見所の多い展示。
2021年2月6日から3月14日の会期で、京都府京都文化博物館でも展示されます。
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