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STRANGE BUT TRUE / ストレンジ・アフェア(2020年7月3日劇場公開)

ローワン・アターレ監督、サスペンスの盛り上げがオールドスクールで手堅い。映画表現としては普通ですが、何と言っても題材が「未体験ゾーン」。

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本作は2020年6月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち2020延長戦」で上映された一本。

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『ラ・ラ・ランド』のプロデューサー、「異色のスリラーが誕生」という惹句は苦し紛れなのが観た後でわかります(観た後でわかっても後の祭りなんですが)。

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SOME THINGS ARE IMPOSSIBLE TO CONCEIVE.とは「考えにも及ばないことがある」。この海外版のポスターのフレーズがこの物語の本質。

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皆んな大好きなマーガレット・クアリーが本作でも妊婦役で活躍。最近の映画界で引っ張りだこなのがわかります。

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相手役ニック・ロビンソン(『ジュラシック・ワールド』のお兄ちゃんの方)が悩める青年を好演。

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2010年代の終わりから、「真実」かどうかが、映画のテーマとして大きくクローズアップされているようになってきました。逆にいうと映画話法におけるミスリードが如何に上手くいくかどうかが面白いかどうかの鍵。その観点から見れば割と上手く行っている方だと思います。

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