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実物大・北海道の小昆虫シリーズ(クモも含む)

生き物のリアルなサイズ感も知ってもらいたいと言う思いがあり、小さな生き物は実物大に描いています。

エゾアオタマムシ
「エゾアオタマムシ」Eurythyrea eoa
色鉛筆、ケント紙(名刺)。
日本では北海道にのみ分布し、何十年も記録が無い幻のタマムシである。
ロシア産の標本をモチーフに実物大に挑戦。生命感を出したくポーズを取らせて描いてみたものの、ぎこちなさが残った。
キバナオニグモ
「キバナオニグモ」Araneus marmoreus
色鉛筆、ケント紙(名刺)。
日本では北海道で普通に見られるが、本州では青森県の恐山で1例、長野県で1例しか発見されていないと言う。腹部後部中央に大きな黒い斑紋を持つ変異は「アトグロ型」と呼ばれており、いつか見たいクモの一つ。
北海道のテントウムシ3種
上から時計周りに
「ナガカメノコテントウAiolocaria mirabilis 
エゾアザミテントウEpilachna pustulosa
カサイテントウSospita gebleri」
 色鉛筆、ケント紙(名刺)。
どのテントウムシも日本では北海道特産種。ナガカメノコ、エゾアザミテントウは普通種だが、カサイテントウだけは中々の珍種であり、全国のテントウムシファンにとって憧れの存在である。
エゾマイマイカブリ
「エゾマイマイカブリ Damaster blaptoides rugipennis」
色鉛筆、ケント紙(名刺)。
マイマイカブリの北海道に分布する亜種。地域的変異があり胸部が緑〜赤色になる。国後島、択捉島にもいると言うが、どのような見た目をしているのだろうか。

少しずつ種類を増やしていき、作家用の名刺デザインに使う予定です。

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