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さきたま古墳公園・感想

少々前ですが、GWにさきたま古墳公園に行って来ました。

東京生まれの東京育ちなのですが、
いかんせん関西方面に興味が多く…
このコロナ禍の「関東を出るべからず」的な結界のおかげで
行くことが出来ました。

教科書にも載っている稲荷山古墳は「ここなのか!」という感動を得ましたし、
「埼玉」の由来にもなったという前玉神社の古墳の上に建つ佇まいなど
見所は沢山!
ですが、その説明はあちこちに記されていると思いますので
今回は単純に全体の所感を述べたいと思います。

まずは…
広い!!!

さきたま古墳公園にある古墳の数は、前方後円墳8基、大型円墳2基、方墳1基。
台地の上に並ぶかのように点々と作られています。
さながら巨人の墓地かのように。
古墳の上に立ち見わたすと、それぞれの古墳の姿が見てとれます。
これだけ密接して作られているので、埋葬者はきっと血縁者や同族などの関係者同士なのでしょう。
もし古代も今のようにお盆やお彼岸があってお墓参りをするのであれば、
この古墳を全て巡ったのだろうな…と思ってしまうような並び方です。

崎玉古墳群のそばには、のぼうの城で有名な忍城があり
水攻めの逸話が示すように川がそばを流れています。
荒川と利根川、そしてその支流です。

稲作などの発展にはこの川が欠かせなかったでしょうから、この地が栄えたのはよくわかりますが、海からはかなりの距離…。
水運にも使われたとは思うのですが、
なんてったって荒れる川…荒川の支流です。
水運を使うにせよ、上流からの流れで使うことの方が多かったのではないでしょうか?

この内陸の古墳群は騎馬民族が作ったのだろうとしか想像できない!と漠然と思いました。

地図で利根川や荒川を溯っていくと、川のそばには古墳群のマークがあちこちに!
下流にも古墳マークが点在して、東京湾へと注ぎます。

これは、海・山、どっちがスタートなのか?
山スタートではないのか?

後日また詳しく検証したいと思います。


余談ながら…
公園としても楽しい場所でした♪
ワンコ散歩OKなのが有難いです。

さきたまの地の豪族の方もまさか自分の墓の上に犬と登られるとは思ってもいなかったろうな…と思いつつ。

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