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【シリーズ・会社員を考える】多様性を活かす〜時代論からの考察〜

私が学んでいるミッションメンタリング協会の勉強会で、先日、算命学から見た今年の運勢について、代表理事から講義がありました。

その中で、世の中を大局的に見た観点での『時代論』に関する話を聞きました。

算命学での時代論は、各国の情勢を陰陽五行論的な視点で解析するとのことでした。

冒頭と最後の画像にある通り、五行の金→水→木→火→土→金という順序で、それぞれの区間を10年、合計50年で一周するサイクルで考えていきます。

また、金からのスタートの起点は、その国の憲法が施行された年とします。

その形式に日本を合わせてみると、以下の図となります。

日本の現行憲法が施行されたのは、1947年でしたので、その年が50年サイクルのスタートとなります(図の左部分)。

その後は10年おきに、金(動乱期)→水(習得(教育)期)→木(平和(経済確立)期)→火(庶民台頭期)→土(権力期)→金、というように流れていきます。

その流れで、実際の日本の社会情勢を振り返ってみると、戦後復興から高度経済成長、バブル経済の到来と崩壊、というように時代は移っていきました。

そして、現在は、2周目のサイクルの木(平和(経済確立)期)の時代に当たります。

「経済が発展する時代なのに、今は、停滞している感じなのでは。。。」と考える方が多いと思いますが、実は、サイクル毎に、陽と陰が交互に表れて来るのです。

つまり、現在は、2周目ということで、陰のサイクルとなっています。

具体的に言えば、経済発展というよりも、社会が多様化する時代であるとされています。

社会や組織が重要視された1周目の陽のサイクルの時代とは違い、個人の有り様に焦点が集まる時代であると言えるのです。

その意味で、私たち会社員に求められる素養も変化が訪れています。

これまでは、会社という組織の中で、個人の力量よりかは、組織に如何に順応して、組織の中で与えられた役割を全うすることが求められましたが、今後は、個人の力や特長が、組織の中で活性化されて、会社という集団の力として機能するようになると言えると思います。

先週、社長の新年挨拶に同行した際、社長から「これからは、お前のような趣味を持っている人間が、価値を放っていく時代になるかもな」との言葉を貰いましたが、まさに今『個の時代』が到来しているのかもしれません。

私は、これまで、会社員でありながらも、個人のアイデンティティーの確立に重きを置いて、自身の人生を歩んで来ましたが、以上のような社会情勢を受け、更には、AIが我々の労働に代わり得る時代を迎えつつある今、各自のアイデンティティーの如何によって、働く意味合いが変わって来ると、強く考えている次第です。

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