ボドゲオフ会で便利なゲーム個人的3選


初めに

ボードゲームオフ会に参加するにあたっての記事投稿なので、折角だからそういった場でちょっと便利なゲームといった視点で3つほど紹介しようと思います。
「あまり難しくないので人を選ばない」ものを選んでいることと、まだまだ知らないゲームも沢山あるので「その観点ならこのゲームの方がいいよ」といった事もあるかもしれない、といった事を念頭に置いてみてもらえればと思います。

1.ニムト

どんなゲーム?

初心者向けボードゲームの話題となると常連ともいえるカードゲーム「ニムト」です。
1~104の数字に書かれた牛を皆で同時に場に出して、書かれた牛を押し付けあうゲームです。
主な流れは↓のような感じ

  1. 各プレイヤーはカードを10枚ずつ手札として配られる

  2. 手札から皆で同時に一枚ずつ場に出す

  3. 場に出されたカードを少ない数のものから4つの列に並べていく

  4. 1つの列にカードが6枚並ぶと牛があふれてしまうので、6枚目のカードを出した人が他の5枚を引き取る

  5. 2~4を手札がなくなるまで繰り返す

おすすめ理由

  • 予想のつかないお祭り感

  • 人数の自由が利きやすい

  • 待ち時間が少ない

・予想のつかないお祭り感
少人数の時はどのカードが手札に会ってどのカードがないのか、大人数の時は一度に大量のカードが場に出ることで一気に牛達が動いていく、といった要素から、慣れていても予想が難しい場面も多く一喜一憂のおきやすいお祭りのようなボードゲームです。
初心者から熟練者まで混ざっていても皆一様に楽しみやすい所がおすすめポイントの一つです。

・人数の自由がききやすい
一般的な推奨人数は4人程といわれることが多いですが、ゲームとしては2~10人まで遊ぶことのできる構成です。
オフでボドゲを遊ぶ場では3人組と3人組がそれぞれ「もう一人ぐらい人が欲しい、けどあそこのグループとくっつくと人が多すぎる」なんて場面がちょいちょいあったりします。
そんな時に2~10人まで遊べるといったゲームは大変便利ですね。
「推奨人数4人だと10人じゃ楽しめない?」なんてことはなく、人数が多くなることで一度に場に出るカードが多くなり前述のお祭り感をより楽しめるゲームとなります。

・待ち時間が少ない
大人数で遊べるゲームの大敵が「他プレイヤーの手番での待ち時間」。当然そういった時間も相手の手を考えたり、慣れている人からすると重要な時間ではあるものの自分の手番と比べるとちょっと退屈になりがちです。
ニムトでは前述のとおり皆で一斉にカードを出すので○○の手番、といった時間がなく盛り上がりを切らしにくく遊び続けることができます。

オフで遊ぶ時の一工夫

本来のニムトのルールでは先程説明した流れを繰り返していき66点を超えたプレイヤーが出たラウンドで終了、となるのですがオフでは時間が限られる場面もあったりします。
当然それらの積み重ねによって生まれる戦術も楽しいのですが、まずは1ラウンドごとに牛を取らないようにする、といった遊び方をしてみると気軽に短時間で遊べたり、誰かが大量に失点してしまったラウンドなどを引きずってしまうことなく、気軽に楽しみやすいかと思います。

2.おばけキャッチ

どんなゲーム?

お題の札に対して、5つのコマから正解の物を速く手に取る変則カルタのようなゲーム。
場に置かれるコマは「白いおばけ」「灰色のネズミ」「赤い椅子」「青い本」「緑のビン」の5つ。
そしてお題の札には2つの物が描かれています。お題に書かれているものによって

  1. お題にコマと一致する色と種類の組み合わせの物が書かれていたらその一致するコマを取る(白いおばけと赤い本が描かれていたら、白いおばけは色と種類がコマと一致しているので白いおばけが正解)

  2. お題にコマと一致する組み合わせの物がなければどれにも書かれていないコマを取る(緑の本と赤いネズミが描かれていたら、緑でも赤でもない&本でもネズミでもないコマが正解なので白いおばけが正解)

おすすめ理由

  • リアルならではのゲーム

  • 人数の自由が利きやすい

  • 待ち時間が少ない

・リアルならではのゲーム
ネット上でもボドゲが遊べるいい時代となった昨今。
とはいえゲームの種類によってはオンラインでは遊べないものや、コマのデザインなどリアルで遊ぶからこその良さがあるものなどがあります。
このゲームもオンラインで遊べたとしてもラグなどの影響を大きく受けそうですし、実際にコマを手に取れる所もより楽しみやすい要素となるので、折角ならこういった場で遊びたいゲームの一つと言えます。

・人数の自由がききやすい
ニムトに続いてこちらも人数の都合のつきやすいゲーム。
2~8人までとなっていますがやろうと思えばそれ以上でも遊べるでしょう。…流石に人数が多くなり過ぎたら5つのコマを取り合う関係上難しくはなってしまいますが。

・待ち時間が少ない
これまたニムトに続いて同時に取り合う為、待ち時間が少ない、というかほぼないゲームです。

オフで遊ぶ時の一工夫

そもそもの遊び方として、一工夫も何も無いといえば無いのですが…。
強いて言うなら瞬発力が問われる内容なので、お題の札の見やすさなどはそこそこ重要な要素。
テーブルを囲んで一枚の札を見るため、見やすい人見にくい人がでてしまったり札をめくる人がコマへ手を伸ばすのが遅れてしまうといった所が気になる場合は、順番にめくる人を変えたり慣れている人や一番点数が高い人がめくるようにしたりなど工夫してみてもいいかと思います。

3.Can't Stop

どんなゲーム?

サイコロの出目によって異なるルートから山頂を目指して登山をしていくゲーム。
自分の手番では4つのサイコロを振りそれを二つずつのペアにして、それぞれの和の登山道のコマを進めます。
このゲームの醍醐味は登山が成功する限りサイコロは何回でも振り続けられるところ。
1度の手番で選べる登山道は3つまで、それ以外の数字しか作れないと滑落となり、その手番で進んだ分がリセットされてしまいます。
滑落しないよう刻んでいくか、限界を目指して振り続けるか、大変盛り上がりやすいゲームです。

おすすめ理由

  • とにもかくにも盛り上がる

・とにもかくにも盛り上がる
先程までの2つと比べて大人数への対応などはしていないものの、それを差し置いてもこの一点をもって推すには十分でしょう。
一度にたくさんの登山に成功すれば盛り上がる、滑落しても挑戦をたたえられる。結果としてミスとなってもその挑戦を楽しんだり盛り上がることのできるゲームは、知らない人同士で遊ぶこととなるオフの場において最も求められる要素を持ち合わせているともいえるでしょう。

オフで遊ぶ時の一工夫

思い当たる要素は特になし!楽しんでください!

まとめ

個人的におすすめのゲームをオフで遊ぶのに合わせた視点で紹介させていただきました。
もし気になったら実際に遊んでみたり、12/17のABCボドゲ会にできればこちらの3つを持ち込もうと思うのでEi4(エイジ)という名札をかけた奴に声をかけてみていただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?