見出し画像

アニメ 東京喰種-1

かなーり前に、東京喰種、ヒデが亡くなる辺りまで見てですね。

その先、金木くんが佐々木として生活し始めるところかな?を、2,3カ月前に見たんですよ。

アニメは全部見てるんです。(一応
今は…まあ、二週目ってことで。

色々とやることもあるので、あまり見る時間はないのですが…。
見て思ったことを、さらっと短く、見終わるまでに何回か、呟いていこうと思います。

傷つける人よりも、傷つけられる人に

金木くんの母の言葉ですね。

金木くんの父は、金木くんが4歳の時に亡くなっています。
だから、幼い頃から記憶に残ってる「家族」のいうものは、母だけだったでしょう。

彼の母は、誰かが傷つかないためになら、どこまでも自己犠牲を払えてしまうような人っぽくて。

仕事を掛け持ちで、常に仕事仕事仕事の生活。
それでも嫌な顔一つ見せない。

結局、過労で亡くなってしまうんです。

美談…と、捉えようと思えば捉えれますが、私はそうではないと思います。

その時の金木くんは「どうして僕を選んでくれなかったの?」みたいなことを言っていた気がします。

母は、「ただ視野に入る人が傷つくのを見たくない」というだけで、視野の外で傷つくのは構わないような人…今しか見ていないような人だったんじゃないかと思います。

人生、優先順位ってとても大切ですよね。
例えば、母は、金木くんが一番大切なら、金木くんを守ることだけ考えていればよかったのです。

それができなかったのは、切り捨てる弱さがなかったから。
彼女は強すぎたんじゃないですかね。

全部、背負えると思ってたんじゃないですかね。
自分はそれだけ強いと。

この世の不利益は当人の能力不足

有名なセリフですね。金木くんのセリフです。

前までは私もそう思っていました。

不利益の中には、運命的に避けようがないものとか、偶然の不幸も含めていたので、「自分の人生が苦しいのは、自分のせいだ」と思い続けていました。

過去の記事を読んでいただくと分かるのですが、正直、私を含めて、「誰かが悪い」と責めれるようなものじゃないんです。

それを、自分自身が、体感してしまった。知ってしまった。
だからこそ、このセリフは、あまり共感できません。

自分を責めるだけ責めて、何もしない

金木くんの中にいる、リゼさんが、金木くんに向けて言った言葉です。

前の台詞と合わせて考えてみると、なんとなく、分かるものがある気がします。

能力不足だから、自分を責める。
でも、責めるだけで、努力して克服しようとかは一切しない。

この台詞を含めて考えた場合、「この世の不利益は当人の能力不足」というセリフにはとても共感できます。

実際、私もそうでした。

自分を責め続けて責め続けて、限界まで…それこそ、自我障害になるまで、自分を追い込み続けました。

でも、今思えば、ただ責めただけです。
何か解決させようとか、してなかったんじゃないかな。

今となっては、「病気だったから、何もできなかった」というのが現実でした。
いくら頑張ろうとしても、頑張れない。報われない。
そう思い続けていた私の、落とし所になりました。

出会ってよかった

東京喰種っていうと、グロテスクだったり、えげつない心理描写だったりと、人を選ぶ作品ではあるのですが…。

少なくとも私は、出会ってよかったと思っています。
や、まだ2周目終わってないんだけどね??←

仕事をしていた時、産業医(会社につくお医者様)に、自我障害って言われたことがあって。
要するに、人格障害があるんですよね。

だから、金木くんの中にリゼさんが、人間としての自分が、喰種としての自分が、幼い頃の自分が…いろいろな自分がを、自然と受け入れることができるんです。

それから、とにかく報われない金木くん。

私が、本当に不幸のどん底を這いつくばってる気持ちになっている時に、金木くんをみると、金木くんよりは報われているなって。
ちょっぴり安心するんです。

また、数話見たら、続きの記事を書こうかなと考えています。
期待せずお待ちください(^^;



よろしければ、サポートよろしくお願いします。 社会復帰に使う、なんて言いながら、きっと、私の人生を彩って、これからもnoteで言葉を紡ぎ続けるために使います。